本物か、偽物か、
それが問題だ。
混迷の時代をわたしたちはどう生きるか。
文系出身科学記者による最新エッセイ!
VUCAの時代にあっても、足元をしっかりと見つめて、やるべきことをやる。
岩の隙間からしみ出した一滴の水がやがて大河となるように、
小さな個々の営みが集まれば流れとなり、
状況をよい方向へ変えていくはずです。
そういう人たちに勇気をもらいながら、
私は文章を書いています。
(「おわりに」より)
〈もくじ〉
1章 博士が愛した寄生虫
2章 森と薪と人
3章 科学の光と闇を生きた学者
4章 星空を届ける人