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2019年11月10日号
元ヤンキーの看板に偽りなし!?木下優樹菜"大炎上"が問う核心
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ママタレとして活躍しているユッキーナこと木下優樹菜(31)が"大炎上"、芸能活動休止に追い込まれかねない状況になっている。

コトの発端は、木下の姉が〈都内にタピオカ店をオープンした〉と今夏、一部週刊誌に報じられたことだった。姉は従業員にすぎなかったが、これを機に木下の姉と、女性オーナーとの間に軋轢(あつれき)が生じ、姉は退職に追い込まれた。これに木下が激怒した。
芸能ライターが話す。
「オーナーに送りつけたダイレクトメールが流出したんです。そこには"こちらを怒らせたらどうなるか教えてやろうか?"とか、"出方次第では事務所総出でやります"などと書かれていました。間違いなく恫喝(どうかつ)ですよ」
木下は元ヤンキー。地金が出たと言えばそれまでだが、ことはそう簡単ではない。別の芸能関係者が声を潜める。
「文面が暴力団の脅しに酷似しています。『事務所』を挙げていることに、その体質まで問われているんです」
木下の事務所は2000年年に設立され、人気急上昇中の女優の菜々緒が所属するなど、ここ十数年で急成長している。一方で、設立当初から半グレ集団との関係もささやかれている。
古手の芸能プロモーターがこう証言する。
「木下の事務所は今年6月、反社会的組織とは一切付き合わないとする、基本方針を発表したんだけど、業界は"天に唾する"と失笑だよ。なぜかって? 元暴力団員で、芸能界や格闘技界ではいわく付きの男が木下の事務所の名刺を持って動いているからね」
この男は、9月に都内の不動産会社社長を女性問題をネタに強請(ゆす)った一味の一人として逮捕、起訴された。事件の捜査チームには、マル暴刑事も加わっている。
夫でお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史の活動にも影響を及ぼしている今回の炎上騒動。木下が"恫喝"の落とし前をつけるのは当然だが、事務所も誤解されるような体質改善に努力すべきだろう。(本多圭)

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