天皇陛下の即位を披露する祝賀パレードが10月22日、東京都心で開催される。「令和」を華やかに彩る式典とあって、カメラを手に沿道に出向く人も多いだろう。両陛下のロイヤルスマイルはどこで見たらいいのか。絶好ポイントを探った。
パレードは正式には「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」という。天皇の地位に就いたことを国内外に宣言する「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」に続き行われ、その趣旨は「広く国民にご即位を披露され、祝福を受けられるための御列」とうたわれている。両陛下の公式なお披露目の場と言える。
両陛下が乗るのは、トヨタのハイブリッドセダン「センチュリー」を改造したオープンカーだ。購入予算は8000万円。天皇陛下は運転席側の後ろに座り、皇后雅子さまは助手席側の後部だ。後部座席は前部座席より4センチ高く、両陛下の姿が見えやすいように後部座席の前後や背もたれの角度を調整している。
1990年11月12日の平成のパレードでは、上皇さまはえんび服姿で勲章をつけ、上皇后美智子さまはローブ・デコルテにティアラを着用していた。今回の両陛下の服装も同様とみられる。
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