OL400人は考える・それってどうよ!?/678
2020年は〝ステイホームで断捨離日和〟というOLさんも多かったのですが、だからこそ「やっぱり手放せないモノ」が分かるという発見もあったようです。
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「母が編んでくれたセーターやカーディガン。母がバッサバッサと断捨離をしていたのですが、子どもの頃に超お気に入りだった2点だけ残してもらいました。『だって、私の子どもも着るかもでしょ?』と言うと、『結婚の予定もないくせに』と(母に)失笑されましたけど」(通信・28歳)
「去年は本当にたくさんモノを捨てましたが、どうしても捨てられなかったのが手紙の束。両親や兄姉、祖父母や叔母叔父からのバースデーやお祝いのカード、友達からのカード、歴代のカレからのカードや手紙。引き出しいっぱいになっていますが、やっぱり手放せません」(商社・25歳)
「いっそないならラクなのかも、と想像はするのですが、そうは言っても手放せないスマホ。スマホなしで生きていく自信はありません」(薬品・30歳)
「だんだん寒くなってきたので、湯たんぽ。家にいるときは常に太ももの上や椅子と腰の間に入れて、ぬくぬく。幸せな気持ちになります」(ゼネコン・27歳)
「天然パーマなので、ヘアアイロンです。出勤時には小1時間かけてシャンプー&ブロー。在宅勤務になっていちばんうれしいのはその時間のリストラ。会議がなければ天然パーマのまんま仕事をしています」(情報処理・25歳)
「電動歯ブラシとマウスウォッシュ!マスク生活になって、余計に口臭が気になる今日このごろ」(広告・27歳)
「お灸(きゅう)セットです。冷えがひどいと言ったら、会社の先輩が教えてくれて、やってみたら、ポッカポカ。真夏でもお灸する日があるほど、私の生活の一部です」(ゼネコン・28歳)
「小さい頃はコレがないと眠れなかったタオルケットがあるんですが、大人になって、タオルケットがボロボロになっても、その匂いや風合いに癒やされています。これだけは、墓場まで持っていきます(笑)」(家電・28歳)
「いま現在だとマスク。感染防止はもちろんですが、あまりメークをしなくても、なんなら眉毛だけ整えるだけでも大丈夫なのが便利。オンラインの会議で『自宅なんだからマスク取って』と言われて、ノーメークゆえ焦ったこともありました」(化粧品・27歳)
「徹夜明けでも、失恋で泣きすぎても、残業が1週間続いても、やつれをなかったことにしてくれるパックがあります。これはもう手放せない。何があっても手放せません」(商社・31歳)
「Amazonプライムにネットフリックス。ダメだダメだと思いながら見てしまう韓流ドラマ。手放そう手放そうと思っても、どうしても手放せません」(食品・29歳)
「おいしいパン。太ると分かっていても3日食べないと禁断症状に」(アパレル・25歳)
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どうしても手放せないものがある――それが人間です。