サンデー毎日

コラム
それってどうよ
2020年7月19日号
何はさておき聖地へGO!=池野佐知子
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OL400人は考える・それってどうよ!?/654

コロナ禍、待ちに待った東京ディズニーランド&シーの再開に「嬉(うれ)しかった」OLは82%。こんなにも彼女たちの支持を集める夢の国、今週は「私とディズニーランド&シー」を聞いてみました。

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「再開の入園チケット発売デーはテレワークにして、仕事しながらず~~~~っとパソコンチェックをし続け、2時間45分でチケットゲットできました。プラチナチケットです。有給取りにくいけど。今年の運は(たぶん)使い果たしました。でもいい!」(家電・25歳)

「カレができたら必ずディズニーに行きます。行きたくない、という人はそもそもダメ。そこで別れます。一緒に行ってそこで喧嘩(けんか)しなければ第1段階クリア。喧嘩をしてしまった場合とショーや乗り物を効率良く乗れないなどの段取りの悪さが目立ったら『この人は仕事ができなそう』と感じて、彼への愛もワンランク下がることが多い気がします」(IT・26歳)

「中学の卒業記念に男女各3人ずつでランドに行きました。1組はもう出来上がっているカップル。残り2人の男子が一緒に行った友達が好きで、乗り物乗るときに彼女の隣の席を静かに取り合い。私は独りぼっちだったのですが、そういうみんなを観察しているのが微妙に楽しかった(強がりじゃなく)」(コンピューター・25歳)

「小学6年生から今まで互いの誕生日にディズニーに行くお友達がいます。私はシーが好きだから私のバースデーにはシー、彼女のバースデーにはランド。13年行ってもぜんぜん飽きない。互いに結婚しても、子どもが生まれても、この習慣だけは変えないと約束しています」(商社・25歳)

「子どもの頃は友達や家族と行きましたが、けっこう気を使うことが分かって、大人になってからはいつもひとりで行っています。仕事の合間にササッと行って、ナイトパレードだけ見て、また会社に戻って徹夜仕事したこともありました。ディズニーは私の心のオアシスです」(広告・29歳)

「小学校に上がるまで一度もディズニーに行ったことがなく、幼稚園の友達からお土産をもらうたびに羨ましい気持ちでいっぱいでした。入学式後の最初の週末に近所にドライブに行く体でたどり着いたのがディズニーランド。しかも、リゾート内のホテルに宿泊。あの時の感動は人生いちばん! いまだに超えることのない喜びでした」(アパレル・25歳)

「7歳の甥(おい)と5歳の姪(めい)を連れてディズニーに行くのが私の癒やしなのですが、姪のミッキーやドナルドへのアプローチがすごい。キャラクターが近くにいると取り囲むのが常ですが、彼女は少し離れた場所からじーっと彼らを見つめるのです。上目遣いで。すると必ず気づいて、向こうからこちらに近づいてきてくれて、ナイスショットをゲット。あの女技、私も実生活で身につけたいです(笑)」(エネルギー・27歳)

「ディズニーでデートをすると必ず別れる。私のディズニー黒伝説です」(物流・24歳)

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夢の国は健在。OLたちの聖地であることは間違いなさそうです。

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