サンデー毎日

対談
艶もたけなわ
2020年3月15日号
星野佳路 星野リゾート代表
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阿木燿子の艶もたけなわ/292

最新の経営理論を導入し、宿泊業界に革命を起こした星野社長。1軒の温泉旅館から始まり、今や国内外に多数のリゾート・宿泊施設を運営するまでに成長しました。地域活性、顧客満足、そして「日本旅館の良さを世界に知らしめる」という大きな目標を目指す敏腕実業家の星野さんですが、阿木さんのトークにつられて、意外とおちゃめな一面も!?

◇組織のフラット化は、半端じゃ駄目。トップも含めてフラットにしなければ。

◇星野リゾートにも、失敗した例はあるんですか?

◇ありますよ。運営方針をめぐってオーナーさんと喧嘩しちゃったり(笑)。

阿木 うわっ、素敵(すてき)ですね。東京のド真ん中に、こんな本格的な日本旅館があるなんて、驚きです。

星野 ありがとうございます。

阿木 私、日本旅館も好きでよく泊まりますが、洋式のホテルと比べると直接照明が多くて、女性を綺麗(きれい)に見せない。でも、ここは年齢の高い女性にも優しい(笑)。

星野 そう言って頂くと、嬉(うれ)しいです。

阿木 とても落ち着きますね。照明もそうですが、内装全体がエレガントで、女性好みですよね。

星野 旅の意思決定は女性がすることが多いかもしれませんね。

阿木 そうですよね。女性がここと言えばここ(笑)。私、去年の夏、「リゾナーレ熱海」に泊まりたくて、何度か電話をしたんです。でも、まったく予約が取れなくて。今、星野リゾートさんはどこも、なかなか予約が取れないのでは?

星野 数字を見ていると、施設やエリアによっても繁忙期は異なりますし、ご利用頂ける日は、もちろんあります。

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