サンデー毎日

対談
艶もたけなわ
2020年2月16日号
渡辺えり 女優
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女優として、劇作家として、長年第一線で活躍を続ける渡辺えりさん。舞台や画面の上では、まさに〝日本のおばさん〟といったほがらかな印象が強いですが、その実、「芝居の力で、この世界を少しでも生きやすいものに変えていきたい」という熱い志を持つ、硬派な演劇人でもあります。今回の対談では、渡辺さんのそんな一面ものぞけます。

◇世界平和と、ジュリーに会うという夢のために、私は芝居を始めたんです。

◇(十八代目中村)勘三郎さんとは、本気で喧嘩ができる間柄だったとか?

◇みんなが呆然となるほどの喧嘩をしても、翌日はお互いケロリ。不思議な関係でした。

渡辺 私、阿木さんというと、「夜の河を渡る前に」という沢田研二さんの凄(すご)い歌の歌詞を思い出すんです。素晴らしい歌詞ですね。「夜の河を渡る前に愛が寝返りを打った」凄い言葉です。テレビで宇崎竜童さんが沢田さんとデュエットしたりと、沢田さんに関することは私、詳しいもので。

阿木 あ、そうでしたね。渡辺さんって、沢田さんの大ファンなんですよね。

渡辺 はい、今もコンサートには必ず行きます。

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