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2023年12月17日号
芸能 やはり限界だったのか!「南野陽子」離婚決断のワケ
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 女優の南野陽子(56)の夫で団体職員の金田充史容疑者(52)が、静岡市内の社会福祉法人「誠心会」の資金を着服したとして業務上横領の疑いで11月21日に逮捕された。逮捕を受けて、南野は「ショックです」と言いながらも「支えていきます」とコメントしていたが一転、スピード離婚した。

「南野は金田容疑者がトラブルを起こすたびに、〝私が信じなければ誰が夫をかばうんですか〟と言っていた。しかし、もはやかばいきれない。女優業を続けるには離婚するしかないでしょう」(芸能プロのマネジャー)
 

 昭和の時代に人気ドラマ「スケバン刑事」で大ブレークした南野は、2011年3月3日に4歳年下で当時、自称IT関連会社社長の金田容疑者と電撃結婚。周囲からは〝ひな祭り婚〟として祝福された。
「南野は1300万円もするハリー・ウィンストンの結婚指輪を披露し、喜びを隠しませんでした。だが、指輪は金田からのプレゼントではなく自分で買ったものでした」(女性誌記者)
 

 金田容疑者は、南野との結婚直後に事務所の家賃滞納、新婚旅行でグアム島に行った際には他人のクレジットカードを使用するなど、金銭トラブルをたびたび起こしていたことが発覚。会社も経営実態はなく醜聞まみれとなった。

「それでも南野は〝私が信じなくては......〟と金田を擁護し続けました。金田は、南野がホレた弱みに付け込んだのか、銀座の高級クラブ通い。彼はほとんど酒を飲みませんが、有名クラブの雇われママのA子さんに〝オレの子を産んでくれ〟〝子どもは認知する。一諸に暮らそう〟などと口説いていたことも発覚しました」(金田容疑者を知る銀座クラブ関係者)
 

 その後、A子さんは妊娠。出産後、不倫相手の金田容疑者に未払いの飲食代を含めて養育費などを請求する訴訟を起こした。金田容疑者は2000万円の支払いを命じられたが完済していない。こうしたトラブルで「南野から〝今度銀座に行ったら離婚する〟と言われていたのですが、最近までクラブ遊びをしてました」(同)

「19年2月には、金田容疑者が事務局長を務める東京・銀座のクリニックで1億8000万円の使途不明金が発覚。同年3月には箱根の有料老人ホームに入所している南野の父親の介護費用を使い込んでいたことまで明らかになりました」(芸能ライター)
 

 21年9月には、金田容疑者が代表を務める埼玉県の病院で医師数人の給料が約1年分未払いだったことを『週刊文春』が報じた。写真週刊誌『FLASH』も、彼が経営する医療法人の借金のため、ある学校法人が校舎として使用している不動産に抵当権を設定した疑惑まで報じられた。
 

 金田容疑者に騙(だま)され続けた南野だが、昨年末に所属していた大手プロ「ケイダッシュ」から独立。個人事務所を設立して活動していた。
「以前は、夫がトラブルを起こしても事務所がフォローしてくれたので仕事に影響はありませんでしたが、独立したことで誰も守ってくれないでしょう」(同)

(本多圭)

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