２０１６年１２月末をもって解散した国民的アイドルグループ「ＳＭＡＰ」。その元メンバーの木村拓哉と草彅剛が約６年ぶりに「昨年１２月２４日に再会した」と『週刊文春』（７月１３日発売）が報じたことで、ＳＭＡＰ再結成の期待が高まっている。
再結成のカギを握るのは、メンバー５人と親しいお笑い界の重鎮・明石家さんま、そしてダウンタウンの松本人志だ――。
「元ＳＭＡＰの中居正広とダウンタウンの松本人志が司会を務める番組『まつもｔｏなかい』（フジテレビ系）に香取慎吾がゲスト出演したことで、ＳＭＡＰ再結成のキーマンは〝松本では？〟との情報が流れました。しかし、キムタクをはじめグループメンバーと親しくしていたのは、明石家さんまです。さんまは以前からグループの再結成を気にかけていました」（お笑い関係者）
さんまは、０２年に放送されたフジテレビ系の月９ドラマ「空から降る一億の星」でキムタクと初共演して以来、公私にわたって親密な関係だ。他のメンバーとも付き合いはあったが、ＳＭＡＰ解散になってから疎遠になっていた。
「ＳＭＡＰ解散後、『新しい地図』で活動する草彅、稲垣吾郎、香取慎吾の３人の活動が軌道に乗った頃から再結成の話が持ち上がったのですが、香取が難色を示していた」と言うのは、バラエティー番組スタッフ。
「しかし、香取は昨年７月３０日にＮＨＫで放送された『明石家紅白！』にゲスト出演。番組収録後、さんまが香取を食事に誘って３人に対するキムタクの思いを伝えたことで、わだかまりがなくなったといわれています」（吉本興業関係者）
今年１月２日のフジテレビ系の正月特番「さんまのまんま新春ＳＰ」に草彅がゲスト出演し、さんまがＳＭＡＰ再結成をさらに後押ししたとの情報が流れた。
一方で、４月からスタートした中居と松本のレギュラー番組「まつもｔｏなかい」に香取がゲスト出演。その前に同局の「人志松本の酒のツマミになる話」（４月２１日放送）には稲垣が出演したことで「やはり再結成のキーマンは松本だろう」と言う声が上がった。
「〝酒のツマミ〟では、松本が中居とは親友関係にあることもあって、稲垣にＳＭＡＰ解散の話も聞き出した。そのため、もしＳＭＡＰが再結成する場合、松本がキーマンになるのではとの見方が強まったのです」（芸能ライター）
いずれにしても、ＳＭＡＰ再結成のカギを握るのは吉本興業の２大巨頭ということだ。さんまも松本も、金銭や利権が絡む利害はない。純粋に再結成を期待しているだけに２人の動きが注目されている。
「さんまは〝キムタク派〟と公言し、ファンから顰蹙（ひんしゅく）を買ったことがありました。あれは、彼一流のシャレでしょう」（前出の吉本関係者）
また、「松本もさんまが以前からＳＭＡＰメンバーのことを気にかけていたことを知っています。だから先輩を差し置いて動くようなことはしないでしょう」（前出の芸能ライター）と、真のキーマンはさんまだと示唆する。
今後、ＳＭＡＰ再結成にさんまがどれだけ〝お節介〟するか注目だ。
（本多圭）
