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2023年1月29日号
芸能 ドラマ「極悪女王」の撮影延期 剛力彩芽の「体重問題」が浮上
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 今年中に放送配信が予定されているNetflixのドラマシリーズ「極悪女王」(以下、〝極悪〟)。

 お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが初主演するシリーズドラマだが、目下、白石和彌監督のスケジュールの都合で撮影中止となり、5月に撮影再開が予定されている。しかし、共演女優の剛力彩芽が急きょ、別の映画の主演が決まったことで、〝お蔵入りになるのか?〟との情報を現場スタッフから入手した。

〝極悪〟は、1980年代のヒール女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描いたドラマだ。

 主演のダンプ松本役にゆりやん。ダンプのライバルで正義のレスラー・長与千種役に唐田えりか。長与のパートナーのライオネス飛鳥役に剛力が抜擢(ばってき)されたことで、制作発表から話題を呼んでいた。クランクインは昨年7月だった。

「コロナ禍で撮影が遅れるなか、昨年10月21日に千葉県の体育館で600人のエキストラを集めて行われた撮影中、ゆりやんが100回以上も投げられる過激撮影で脳が損傷。緊急入院したことで撮影は一時中止されました。ゆりやんが退院後の10月下旬に撮影は再開されたのですが、その後、またもや撮影が中止されることに......」(ゆりやん所属の吉本興業関係者)

 撮影再開から約3週間後の11月中旬、白石監督の「次の作品のスケジュールがズラせない」という理由で、撮影はいったん終了することになったのだ。

「ゆりやんも65㌔から90㌔超に体重を増やしたのですが、唐田も剛力もこの作品のために10㌔超、体重を増やしました。撮影は年内で終了するかと思ったら、今年5月に撮影再開ということになった。通常なら、その間痩せられないから他の仕事はできない。Netflixが金銭的に保証してくると言っても約半年あまり休むしかない。これでは割に合いませんよ」(同)

 実際、撮影が今年5月に延期になったことで、撮影スタッフも1月から他の仕事に入っている。

「剛力は5月まで休む予定だったのですが、メ〜テレ(名古屋テレビ)の開局60周年記念映画『女子大小路の名探偵』の主演を、体調不良で降板した本仮屋ユイカに代わって急きょ務めることに決まった。剛力にとって久しぶりの主演映画。休む予定を変更して、撮影が始まる2月までに10㌔減量、その後、5月までに10㌔増量を目指しています。これでは体がボロボロになりますよ。体調管理も至難の業です」(映画ライター)

 それに加えて、〝極悪〟のほうは、既に撮影スタッフは他の仕事についているため、5月に撮影再開といってもスタッフ全員が戻るか予測がつかない状況だ。

「しかも、過酷演出による、ゆりやんへの〝ハラスメント疑惑〟も報じられています。そこに剛力の体重問題が重なってしまった。トラブル続きですからお蔵入りの可能性は捨てきれません」(前出・撮影スタッフ)

 剛力の体重問題が、初の主演を手にしたゆりやんの期待を裏切る結果にならなければいいが......。

(本多圭)

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