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2022年7月 3日号
芸能 前事務所とさらなる関係悪化で山田邦子がテレビから消える?
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 女ピン芸人界のレジェンド・山田邦子(62)が、元所属の「太田プロダクション」との関係悪化でテレビ界から消えるとの情報が流れている。

「5月に自死したダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの葬儀内容を山田がメディアで明らかにしたことで、『太田プロ』幹部の感情を逆撫(な)で。独立時に悪化した関係がさらに悪化。このままテレビ界から消えると囁(ささや)かれています」(お笑いライター)

 山田は1981年に太田プロからピン芸人としてデビュー。80年代にフジテレビ系の「オレたちひょうきん族」に女性芸人として唯一レギュラー出演、自らのコーナーを持つなど大ブレーク。94年には週14本のレギュラーを持つ超売れっ子になった。

「山田は〝天下を取った〟と称されたのですが、95年に出演したNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』が不評、同年にスタートした冠バラエティー番組も低視聴率で仕事が激減しました」(元バラエティー番組関係者)

 ところが、当時の山田を知る芸能リポーターは「写真週刊誌に不倫を報じられた際、山田を直撃したリポーターに〝お前、モテないだろ! バカじゃないの〟と毒づいた。そのシーンが連日、ワイドショーで流れたことで視聴者から反感を買ってしまった」と言う。2007年に乳がんの手術が話題になり、がんの早期発見などの啓蒙活動で活躍したが、テレビの仕事には結びつかなかった。

「19年に山田は太田プロから独立するのですが、メディアの取材に〝私のマネジャーが動いていない。事務所は私に全然、関心がないの〟と事務所批判をしていた」(芸能ライター)

 そして――。ほぼ同期だった上島さんの葬儀について山田は、メディアに生前のエピソードを語るのではなく、内容まで語ったことで「前事務所側はデリカシーがないと怒り心頭。太田プロは〝東の吉本興業〟と呼ばれるほどテレビ局に影響力を持っているだけに、今後が思いやられます」(前出のお笑いライター)

 山田の先行きは?

(本多圭)

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