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2021年10月17日号
芸能 大晦日のダウンタウン番組中止 大﨑会長は直撃に「復活」を示唆
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 日本テレビが9月20日、大晦日(みそか)の恒例特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル絶対に笑ってはいけない」の中止を発表し、推測や臆測が飛び交った。「浜田雅功(まさとし)(58)と松本人志(58)らが出演する年末の〝ガキ使〟は2006年にスタート。昨年までの11年間はNHK紅白歌合戦を除いて、民放視聴率トップを維持してきた。それが今年はやらない。一体なぜ、と騒ぎになりました」(バラエティー番組制作会社スタッフ)。

 番組の企画も担当する松本はフジテレビ系の「ワイドナショー」で「あれだけの大型番組ですから、3月くらい、遅くても4月から年末に向けて始まるから。今年の3月くらいに、コロナの収束も見えてなくて、これから先ももっととなったときに難しいんじゃない?って判断はしてましたから」と早期の段階で中止が決まっていたことを明らかにした。

「それなら、もっと早く発表してもよかった」とはスポーツ記者。BPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が8月、痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティーについて審議入りすると公表。「ガキ使」も出演者への罰ゲームがビンタやケツバット、タイキックだったため、中止の理由をBPO入りとする見方もあった。「昨年の、ゲス不倫で活動休止の渡部建の復帰作戦の失敗が原因ではないか?との臆測も飛び交った」(前出・バラエティー番組制作会社スタッフ)

 その真相は? 本誌がダウンタウンらが所属する「吉本興業」の大﨑洋会長を直撃すると、

「制作サイドから、1回休もうかと言ってきた。それだけですわ」

 大﨑会長はさらに「BPOでも他の理由でもありません。番組作りが大変で今年は休もうということになった。来年はわかりません」と含みのあるコメントをした。人気番組の来年の復活の可能性はありそうだ。

(本多圭)

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