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2021年7月11日号
芸能 注射が嫌い?ワクチン接種拒む さんまに周囲のスタッフが困惑
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 お笑い界の大御所・明石家さんまにテレビ界から「さんまさん、ワクチン接種してください」と日に日に切実な声が高まっている。

 7月1日で66歳を迎えるさんまは、65歳以上の高齢者接種に該当するが、5月のラジオ番組で「ぼくは打たないつもり」と宣言。その後も、レギュラー番組で「打たない」と公言している。

「義務ではありませんから、打たなくてもいいんですが、さんまはインフルエンザのワクチンも打ったことがないと言ってます。注射嫌いのようです」(所属の吉本興業関係者)

 周囲はさんまの決意を尊重していたが、6月1日に放送された「踊る!さんま御殿」に出演した総勢13人のうち4人がコロナに感染していたことで流れが変わった。

「もし、クラスターにでもなれば番組は中止。最悪、終了。さんまのレギュラー番組を担当しているスタッフや出演者に波紋が広がった」(バラエティー番組スタッフ)

 さんまは、他にもフジテレビ系の「ホンマでっか!?TV」「さんまのお笑い向上委員会」、TBS系の「週刊さんまとマツコ」、それに関西のローカル番組やラジオ番組と複数のレギュラーを抱えている。

「もし、さんまがコロナに感染したら、収録は中止せざるを得ない。そうなった場合、スポンサーに迷惑をかけるだけでなく、出演者にも影響する」(広告代理店関係者)

 共演者に迷惑がかかることは、さんまが最も嫌うことだと事務所関係者は言う。

「コロナ禍のバラエティー番組は感染対策が不十分と指摘されていますからね。さんまには率先してワクチン接種を受けてほしいのが本音です」(番組製作会社プロデューサー)

 親友のビートたけしは既に2回目のワクチン接種が終わって「ハチに刺されたような感じ。2、3日だるかった」と語った。さて、さんまはどう出る?

(本多圭)

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