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2021年6月27日号
芸能 黒木メイサも桐谷美玲も独立か 事務所社長のハラスメント報道
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 芸能界では人気タレントを多く抱えることから〝女版・ジャニーズ事務所〟と呼ばれた芸能プロ「スウィートパワー」が窮地に陥っている。

「岡田直弓社長の所属女優に対するセクハラや社員へのパワハラが、文春オンラインに報じられた前後に所属タレントが続々と退社した。次は岡田社長と関係が悪化している桐谷美玲(31)と黒木メイサ(33)の退社が噂(うわさ)されています」(芸能ライター)

 報道前後に、所属していた南沢奈央、元KARAの知英(ジヨン)、俳優部門の高杉真宙(まひろ)が退社。NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」に出演中の若手俳優の岡田健史(22)が契約解除を求めて訴訟を起こしている。

「桐谷も岡田社長に女優業を『休業したい』と申し入れたという情報があります」(女性誌記者)

 桐谷は2018年、俳優の三浦翔平と電撃婚した。

「桐谷はドラマだけではなく、報道番組のMCも務め、多忙で精神的に追い詰められていた。周囲がフォローしなかったことで、事務所と距離を置くようになった。出産したこともあって、女優業は控えている」(ドラマ関係者)

 もう一人のドル箱女優の黒木メイサはどうか。ジャニーズ事務所の「KAT︱TUN」のメンバーだった赤西仁と電撃結婚してから冷遇されているという。

「ジャニーズを退所した夫の赤西はソロ活動が成功して生活には困らない」(前出のドラマ関係者)

 岡田社長は美少女を発掘してスターに育てる天才的な審美眼を持つ敏腕マネジャーとして、芸能界の重鎮からも一目置かれていた。

「今の芸能界はセクハラ、パワハラなどのコンプライアンス違反には敏感になっている。いくら敏腕でも許されない。重鎮たちもがっかりしていますよ」(大手プロダクション役員)

 所属タレントや社員から信用を失った事務所の代償は計り知れない。

(本多圭)

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