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2021年6月13日号
芸能 安住紳一郎アナTBS朝の顔へ 担当番組の降板めぐり波乱必至
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 主婦層から支持され、〝TBSの顔〟と呼ばれている安住紳一郎アナウンサー(47)が10月から、朝の情報番組の司会となる。これに伴い、担当する他番組の降板を余儀なくされることから、TBSにとって、一石二鳥の展開になるか?と注目されている。

「現在、午前6時〜8時に放送されている『あさチャン!』は夏目三久の降板で打ち切られ、10月からの後番組に安住アナが就任することが決まった」(放送ライター)

 夏目は、有吉弘行と電撃結婚し、今秋で引退する。もともと、視聴率が今一つの番組の司会を、なぜ夏目が続けられるのかは疑問だった。夏目と同じ事務所に所属する堺雅人の主演ドラマ「半沢直樹」が高視聴率を稼ぐため、事務所とTBSが微妙なバランスをとり合ったのではないかとも噂(うわさ)されてきた。

 安住は5月22日夜のレギュラー生番組「新・情報7DAYS ニュースキャスター」で、お天気キャスターの新井恵理那から「朝の番組やるって本当ですか」と尋ねられ、「10月までにあとふた波乱ぐらいありますよ」と爆弾発言した。

 局アナの安住は「ニュースキャスター」のほか、金曜夜放送の「ぴったんこカン★カン」「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」のほか、ラジオ番組も担当している。今後、月曜から金曜の朝の帯番組を持つとなると多くのレギュラーを続けるのは難しい。どの番組を降りるのか。

「中でも注目されるのは、『ニュースキャスター』ですね。出演するビートたけしを支え、暴走しないようになだめるのが安住アナの役目ですからね。安住が降板するとなれば、たけしの降板も取り沙汰されるでしょう。もともと、たけしの人気もかつてほどないうえ、高額のギャラが局にとって負担になっていた。今回、思い切った決断をするかもしれません」(TBS情報番組関係者)

 安住が口にした「ふた波乱」の中身とは? 今後の動きを見守りたい。

(本多圭)

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