ＯＬ４００人は考える・それってどうよ！？／７４４
例の吉野家元常務の発言は呆（あき）れるを通り越して、品性が疑われましたが、ＯＬさんの周りにも未（いま）だ信じられない発言をする人々がいるようです。
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「去年の暮れにオンライン忘年会をしたのですが、その席で５０代上司が新婚のアラ４０（フォー）の先輩女性に向かって『子どもは養子を考えてるの？』と言ったんです。一同啞然（あぜん）、シーンとしてしまったのですが、先輩が『なに言ってるんですか！ 産みますとも！』とおどけて切り返し、みんなが笑い、事なきを得たように思いきや、畳みかけるように『え～、さすがの○○さんでもそれは無理でしょ』。一発退場レッドカード。かなり酔っぱらっていたものの、これでお開きになりました」（通信・２７歳）
「マーケティングの会議で、わりと揉（も）めたとき、４０代前半の上司が『これさ、こんなに話し合う必要ある？ 男同士ならあうんの呼吸でトントントンと前に進むんだけどなぁ』と独り言のように言ったんです。なんつー発言！ だから、あとからあとから問題が起こったことを忘れたか！ という感じでした」（教育・２６歳）
「ＬＧＢＴを公表していて、この度、女性同士で結婚を決めた同僚がいるのですが、彼女に対して『あごめん、これって差別発言だよね』と言いながら『いいなぁ、私も女性相手なら結婚できるかなぁ』と言ってのける女性の先輩がいます。言われたほうは、爽やかな笑顔で返していましたが、私ならキレます」（製紙・２９歳）
「接待ゴルフでドライバー飛ばしまくりのわたくしに『下半身が安定してるなぁ』『腰がどっしりしてるのがいいんだよ』『安産型いいねぇ』と次から次へと下半身問題を指定してくるオジサマたち。そうですとも！ ゴルフは下半身！ オジサマたちより、飛ばします！」（広告・２８歳）
「ハゲを『ゲーハー』、デブを『ブーデー』、アホを『ホーアー』など逆さ言葉にすればなんでも言っていいと思っている上司がいます（失笑）」（イベント企画・２７歳）
「先日、歯医者さんと３対３の合コンに参加したら、酔っぱらった先生のひとりに『女の子はバカなほうがいいんだよ、いい意味で』と言われました。は？ っていう顔をしていたのかもしれませんが、『あ、君はかわいいからいいじゃん』とかぶせられて、ますます、は？ となりました。こういうヤツらが令和にも生き残っているとは！」（商社・２７歳）
「バリキャリの先輩がかなりがむしゃら。ガッツがあって、体力もあって、憧れる部分もあるのですが、『女は男性の５倍は仕事をしないと認められないの。もっと頑張ろう』が口癖。私たちはそういうんでなく、働きやすい形で男女関係なく認められていきたい。そこにいつも微妙なズレを感じて、引いてしまいます」（ＩＴ・２８歳）
「接待に『３０歳以上（の女性）は連れてくるなっていうから』と言ってきた新人クン。そうかもしれないけれど、まんま伝えてどうする！ まったく」（人材派遣・２８歳）
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「いまは令和ですよ、という発言の人がいる」は７９％。トホホ。
