サンデー毎日

コラム
それってどうよ
2022年1月30日号
冬眠してる場合じゃないですよっ!=池野佐知子
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OL400人は考える・それってどうよ!?/729

 年が明けて、寒さも本番の日本列島。このコラムの編集担当は「冬眠したいくらい」とのことですが、OLさんたちには「寒さを愉(たの)しむ方法」はあるのでしょうか。

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「コロナ禍になって見つけた冬の楽しみですが、さまざまな鍋を作って食べること! 一人暮らし当初は『レタス+しゃぶしゃぶ用豚肉鍋』一択でしたが、贅沢(ぜいたく)に『海鮮鍋』、いわゆる『寄せ鍋』、『トマト鍋』に『担々ゴマ鍋』、『クリームシチュー鍋』に『酸辣湯(サンラータン)鍋』。30種類くらい作ったでしょうか、しかもどれも失敗なし!」(デベロッパー・28歳)

「夏はタンクトップ一辺倒ですが、冬はオシャレの楽しみがあります。コーディネートを考えるだけでウキウキ。実際は週2~3回自宅作業なのですが、出社しない(外に出ない)日もコーデを考えて楽しんでいます」(商社・25歳)

「地球のことを考えるとホントはいけないけれど、部屋を30度近くまであったかくして、ちょっと高価なアイスクリームを食べること」(IT・25歳)

「雪が降ったら、外の景色を眺めながらラフマニノフのピアノを聴くという贅沢を堪能します。新潟出身ゆえ、田舎にいるときはそれが日常でした」(薬品・28歳)

「コタツの足元に猫じゃなくて、犬(我が家の小型犬は、コタツ大好き)をはべらせて、あま~いミカンを好きなだけ食べる。そして、寝転がる。至福のときです」(通信・26歳)

「部屋をあったかくして、モコモコパジャマに着替えて、好きなお菓子を並べて、日本・韓国・アメリカ・スペインのドラマのどれかを一気に大人見すること!」(飲料水・30歳)

「祖父から引き継いだライカで、冬景色を撮影します。先日の雪景色は素晴らしかったなぁ(北国の人は笑ってしまうと思いますが)。冬の空は透明な水色で、枯れ木はアート。とても絵になります」(コンサル・28歳)

「部屋をぬっくぬくにして、好きなワインとチーズをセッティング。乾燥したら即化粧水できるように、化粧水もそばに置いて、親友とLINEをするのが至福のとき。ダラダラ~、くっだらないことで笑う。これ、冬にしかできない楽しみです」(飲料水・26歳)

「スノボにスキーにスケート! ウインタースポーツは全部好きななので、休みは同じく冬スポーツの好きな友達とほぼスポーツしています。痩せます(笑)」(コンピューター・27歳)

「夏用のペラペラワンピースを着て、カクテルを作り、タヒチかプーケットの景色を大型テレビで流しながら、『あぁ~』と伸びをしたり、『いまはごめんなさいね』とナンパされた現地の男性に応えたり(妄想)します。2時間くらいでハッと我に返るので、しょっちゅうではなく、ひと冬に2、3度ほどする楽しみです」(マーケティング・32歳)

「あえて6時ごろに起きて、寒いベランダに出て、3秒目を閉じて寒気を味わうこと! 冬の日課です」(アパレル・27歳)

   ◇   ◇   ◇

 寒い冬だって、満喫です!

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