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2024年4月14日号
芸能 芸能界トップに君臨したタモリ 現実味を帯びてきた「引退」
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 テレビ界のレジェンド・タモリ(78)のNHKレギュラー番組「ブラタモリ」が、3月9日の放送で終了した。そこで、以前から〝終活中〟を公言するタモリの引退が現実味を帯びてきた。


「2008年から放送された『ブラタモリ』は2月14日に放送終了が明らかになりましたが、最終回がいつなのか不明でした。ところが、3月9日に突然終了。その前に所属事務所の『田辺エージェンシー』が事務所を縮小したことで、タモリの引退も囁(ささや)かれているのです」(大手プロ役員)


 ビートたけし、明石家さんまと〝お笑いビッグ3〟として芸能界トップを走り続けてきたタモリ。今年1月6日に放送された「タモリと鶴瓶のテレビDEお正月2024」(NHK総合)では「物忘れが酷(ひど)い」と告白していた。


「番組では〝体調は大丈夫〟と言っていましたが、タモリが長年、MCを務めるテレビ朝日系の『ミュージックステーション』(通称・Mステ)では番組が終わるとぐったりと疲れた様子が目撃されています。長時間の番組には体力の限界が来ているように思えます」(テレ朝関係者)


 一方、タモリが所属する「田辺エージェンシー」の田邊昭知氏が2月下旬、社長から会長に退いたことが報じられた。それ以前に田邊氏は創業以来の税理士事務所との契約を打ち切り、秘書や運転手、それに社員に早期退職を促すなど事務所は小世帯になったという。


「田邊氏は、日本テレビを退社した夏目三久を自らの手でフリーアナとして育てた。その夏目が21年にお笑いタレントの有吉弘行と結婚して退社。そのショックが癒えない1年後には自らスター俳優に育てた堺雅人が独立。昨年1月、田邊氏は『週刊新潮』の取材に〝(堺と)もう一緒に仕事なんてできないよ〟と答えていました。この段階でやる気を失(な)くしたのではないでしょうか」(芸能関係者)


 堺の独立で事務所の看板はタモリ一人になった。そのタモリも糟糠(そうこう)の妻の看病もあって2年前から「終活中」と公言。昨年3月には40年間続いた深夜バラエティー番組「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)が終了した。


 その後、残った番組は「ブラタモリ」とMステの2本となったが、前述したように「ブラタモリ」は3月9日に終了。Mステに関しても「昨年9月から月の放送回数が減っている」(放送ライター)という。本来、月4回の放送だが、昨年9月は2回、10〜11月は各1回、12月は2回。今年1月は1回。2月は2回とイレギュラー状態が続いているのだ。


「Mステはテレ朝の看板音楽番組ですから打ち切りはないでしょう。テレ朝スタッフによると、リニューアルを検討しているようです。それに伴ってタモリ降板説が出ています」(制作会社スタッフ)


 14年にフジテレビ系の長寿バラエティー番組「笑っていいとも!」が終了した当時、68歳だったタモリは本気で〝70歳引退〟を考えていたという。


「あれから約10年。いつ引退してもおかしくないでしょう」(前出の芸能関係者)


 昭和、平成、令和と芸能界のトップの座に君臨したタモリの引退は日々、近づいているのか?


(本多圭)

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