今年もコロナ禍の影響で、十三代目市川團十郎白猿(はくえん)襲名公演が絶望的になった人気歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)。追い打ちをかけるように義姉で元フリーアナの小林麻耶(42)がブログで、海老蔵の実像や金銭トラブルについて暴露。その集中砲火に海老蔵がギブアップし一部謝罪した。
「海老蔵は5月に3年ぶりに歌舞伎座で『團菊祭大歌舞伎』を上演する。小林のバッシングで人気に影響が出ています。舞台を成功させるためには小林問題を収めるしかない。だから、ブログで急きょ、謝罪したのです。しかし、小林サイドが何らかの条件を出すかもしれない。まだ、安心できません」(演劇ライター)
3月下旬発売の『女性セブン』によれば、海老蔵がコロナ禍でまん延防止等重点措置の期間中に女性2人へのSNSでのナンパ、ホテル密会を報じた。同誌の記事を読んだ麻耶は海老蔵を糾弾。乳がん闘病生活で亡くなった実妹で、海老蔵の妻だった麻央さんに「適切な治療を受けさせなかった」と告発した。
「当時、海老蔵は献身的な夫だとメディアに持ち上げられましたが、実際はほとんど看病しなかったといわれています。また、麻央さんの治療を気功師に依頼、謝礼として小林や母親から3億6000万円を払わせ、海外公演の際も小林から9000万円借りながら返済しないと明かしたのです」(夕刊紙記者)
ブログ攻撃に海老蔵が謝罪した背景には襲名興行公演が絡んでいた。
「襲名公演は2020年の5月から7月に歌舞伎座で予定されていたのですが、コロナ禍で延期。昨年も延期されましたが、この間に海老蔵が新作歌舞伎にこだわったため興行を仕切る松竹との関係が悪化したんです」(梨園(りえん)関係者)
5月の團菊祭大歌舞伎公演の客の入りも危ぶまれている。
「松竹との関係が悪化した海老蔵は、襲名の自主公演を画策。スポンサーを見つけるには團菊祭大歌舞伎をなんとしてでも成功させなければならない」(前出の演劇ライター)
海老蔵はナンパしている場合ではなさそうだ。
(本多圭)