天才サイバラの代表作、手塚治虫文化賞など数々の賞に輝く「毎日かあさん」の廉価普及版の発売が始まりました。
「2冊分入って(オリジナル)1冊分以下のお値段!」がキャッチフレーズ。
11巻まで発売されているオリジナル単行本は1冊本体価格838円ですが、第1巻「カニ母編」と第2巻「お入学編」が入った『お徳用毎日かあさん1+2巻』は600円。第3巻「背脂編」と第4巻「出戻り編」が入った『3+4巻』は650円です。
オリジナルのハードカバーに対し、ソフトカバーですが、漫画はオールカラーで収録されています(オリジナル単行本にあった企画ページの一部が割愛されています)。
『7+8』巻まで発売予定。9巻以降を「お徳用」にする予定は当分ありません。
著者について
漫画家。1964年、高知県出身。武蔵野美術大学卒。1988年『週刊ヤングサンデー』の連載『ちくろ幼稚園』でメジャーデビュー。『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞(1997)、『毎日かあさん カニ母編』で文化庁メディア芸術祭賞(2004)、『上京ものがたり』『毎日かあさん』で第9回手塚治虫文化賞短編賞(2005)、『毎日かあさん』で第40回日本漫画家協会賞参議院議長賞(2011)を受賞。「VOGUE JAPAN Women of the Year2010」、第6回ベストマザー賞(2013)受賞。おもな著作に『まあじゃんほうろうき』『怒濤の虫』『ぼくんち』『サイバラ茸』『上京ものがたり』『女の子ものがたり』『営業ものがたり』『いけちゃんとぼく』『パーマネント野ばら』など。ほかにも『恨ミシュラン』(共著)、『できるかな』シリーズ、『西原理恵子の人生画力対決』シリーズ、エッセイに『スナックさいばら』シリーズや『生きる悪知恵』『洗えば使える 泥名言』『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』など多数。