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社会・政治・歴史
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強制不妊――旧優生保護法を問う
著者  毎日新聞取材班
発売日:2019年3月23日
配信日:2019年4月19日
ISBN:978-4-620-32577-4
判型:四六判
頁数:304頁
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書影:強制不妊――旧優生保護法を問う
定価:1760円(税込)
電子書籍版定価:1500円(税込)
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障害者は、子どもを産んではいけないのですか?

 それは、基本的人権の尊重を謳った日本国憲法下で、国家が半世紀近くも障害のある人々に不妊手術を強いた「究極の人権侵害」だった。
 国家による〝命の選別〟はなぜ行われ、なぜ放置されたのか。そして、優生保護法なき今の社会に「産む自由」はあるのか――。
 毎日新聞取材班による衝撃のドキュメント。

 かつて、「不良な子孫の出生を防止する」と謳った優生保護法の下、2万人以上の「障害者」が不妊手術を強いられた。
 終戦直後の1948年につくられ、96年まで続いた優生保護法。半世紀近くの間「強制不妊」が行われたのはなぜだったのか。
 厚生労働省や各都道府県に残された資料と、被害者、当時手術を行う側だった医師らの取材から、その実態に迫る。

2018年度新聞協会賞受賞キャンペーン報道「旧優生保護法を問う」待望の書籍化!

掲載記事、1年余で実に500本以上。
「資料の発掘を通じて負の歴史を検証し、被害者・家族の悲しみや意志の 悔恨など、数々の証言を引き出し多角的に報じた一連の報道が、救済制度実現の動きにつなげた」
(新聞協会賞受賞理由より)

目次

プロローグ― 一刻も早く一人でも多く
第1章 奪われた「産む権利」
第2章 消えた記録
第3章 加害者は誰か
第4章 被害者救済と補償
第5章 優生保護法が問うこと
エピローグ―「同じ未来」を描けるか

巻末資料
主な参考文献
あとがき
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