◆企画特集「保存版詩歌歳時記・空のうた」
雲のいろ、月や星、太陽の動き、風のささやき、雨や雪、霞、虹、雷など、空を見上げると私たちはさまざまな事象に気づき、五感をとぎ澄ませます。そしてそこからたくさんの恵みを受けとり、心身に蓄えるのです。そうしてそれぞれの感性をみがいていきます。今号では、躍動的で豊かな空のうたを一緒に味わいましょう。
以下、3本の記事とともにどうぞ。
◎風の四季/半藤一利
◎空のかなたは非常識 /宇宙飛行士・毛利衛
◎八木重吉の「空」
◆今、この人「柏原眠雨」インタビュー
哲学者にして俳人。即物具象の写生派、柏原眠雨氏。『夕雲雀』により、第五十五回俳人協会賞を受賞。震災の非常の光景を、抑制された平明な句に表したことが評価された。教育者としてお茶の水女子大学から東北大学へ、そしてドイツに留学。俳句は、写生の真髄を一途に求めつづけていく。
◆隠岐競詠
有馬朗人・宇多喜代子
◆特集「 山田佳乃の世界 」
山田佳乃自選200句
伝統派の新旗手/大輪靖宏
俳句三百六十五日/山田佳乃
◆兜太の日々俳活「講演や対談で多忙です」
■わたしの来し方行く末(22)
ながさく清江
●俳句が生まれる現場
酒井弘司
●今月の俳句
安原 葉・永島靖子
水内慶太・小島 健・長嶺千晶
今井 豊・照井 翠・馬場公江
●新世紀の俳人たち
西口麻里・大塚 凱
【連載】
●新秀句鑑賞53/小澤實・選
尾崎放哉・飯田蛇笏・安住 敦・相馬遷子・寺田京子
●寺田寅彦随想(16)
漱石の句に対する愛弟子三人の合評/有馬朗人
●エッセイ「あんな日があってこんな日」
遊び/池田澄子
●宮坂静生の「句集歴程」(22)
●連載「提言・俳句の未来へ」第3回
世界が日本を救う/堀田季何
●古今俳人手帖(46)「渡辺水巴」
●やさしく学ぶ俳句の歴史(71)
四S以後の代表俳人(1)川端茅舎
●文人の書画「小林多喜二」
●散歩の雑草
吉祥草(キチジョウソウ)
裸酸漿(ハダカホオズキ)
●野鳥の歳時記「山雀(ヤマガラ)」
●日本こころの歌の風景
「村祭」「夕日」
●味の歳時記365日
■あるふぁ文庫「松本たかし100句」