◆今、この人「有馬朗人」
「世界の短詩型をひとつにして、これを世界遺産にしていくことが、俳句をつくっている人びとの使命となる」と説く有馬朗人氏は、俳人であるとともに、原子物理学者でもある。平成元年から5年まで東大総長を務め、政治家としては文部大臣や科学技術庁長官も務めた経歴をもつ、氏の世界観を聞く。
◆特集「 いま、俳句が熱くひろがる! 」
◎俳句甲子園以後 -- 若手俳人のいま/佐藤郁良
◎全国の大学俳句会*紹介
東大学生俳句会/早稲田大学俳句研究会/俳諧無心(日本大学)
( )かっこ俳句会(甲南大学)/ふらここ(関西の学生俳句会)
岡山大学俳句研究部/琉球大学俳句研究会/愛大俳句研究会(愛媛大学)
広島大学俳句研究会
◎高校生俳人から学生俳人へ、その現場から/堀下 翔
◆特集「 神野紗希の世界 」
神野紗希自選200句
世界を諾うところから/城戸朱理
ありのままの世界で―俳句は肯定の詩型―/神野紗希
◆「小説と俳句のあいだ」/安部龍太郎 vs 石 寒太
直樹賞作家の安部龍太郎氏を迎えて、作家誕生の秘話から、歴史小説創作の背景など、とっておきトークを紹介。
■わたしの来し方行く末19
岡田日郎
●俳句が生まれる現場
榎本好宏
●今月の俳句
伊丹三樹彦・伊藤敬子
松岡隆子・森 潮・古賀しぐれ
閒村俊一・小川春休・江渡華子
●新世紀の俳人たち
金田実奈・林 稜
【連載】
●新秀句鑑賞50/小澤實・選
池内たけし・名和三幹竹・田畑美穂女・赤尾兜子・細谷喨々
●寺田寅彦随想(13)
寅彦と歌仙(一)/有馬朗人
●兜太の日々俳活・自句自解書
俳句がいじめから子供を救う
●エッセイ「あんな日があってこんな日」
恥ずかしい/池田澄子
●宮坂静生の「句集歴程」(19)
●古今俳人手帖(43)」「山口青邨」
●俳句の基本のキ
「切字」こそが、俳句という詩を生み出す、もっとも肝心な方法なのです!
●やさしく学ぶ俳句の歴史(68)東の2Sの、秋桜子・素十の句に注目してみよう!
●文人の書画「島木赤彦」
●散歩の雑草
垣根芥子(カキネガラシ)
痩靫(ヤセウツボ)
●野鳥の歳時記「相思鳥(ソウシチョウ)」
●日本こころの歌の風景「背くらべ」「この道」
●吟行地ガイド「庭園」
●味の歳時記365日
■あるふぁ文庫「永田耕衣100句」