◆今、この人「高橋睦郎」
今年、第15回現代俳句大賞を受賞した高橋睦郎氏をインタビュー。高橋氏が書くのは俳句だけではない。短歌、詩、詩論、歌論や俳論にまでおよぶ。さらには、古典詩歌、漢詩、芸能、戯曲、歌舞伎、能、狂言、茶の湯、音曲、国学、ギリシャ・ラテン文学全般への興味や研究にいたるまで、その守備範囲は限りなく広い。「ぼくの人生は、つねに生と死の境にあった、といってもいい」と語る。
◆特集「 川柳から俳句を学ぼう 」
川柳から俳句を学ぼう/石 寒太
俳句は多義、川柳は一義/坪内稔典
覚えておきたい近・現代川柳50
■特集「三村純也の世界」
三村純也自選200句
答はひとつ/西村和子
ルーツを探る/三村純也
■わたしの来し方行く末16
相原左義長
●俳句が生まれる現場
鈴木節子
●今月の俳句
後藤比奈夫・藤木倶子
藤井冨美子・古田紀一・宮崎夕美
井上康明・天野小石・望月 周
●新世紀の俳人たち
加藤誠一・安里琉太
【連載】
●兜太の日々俳活「定住漂白という思い」&自句自解書
●古今俳人手帖「片山桃史」
●新秀句鑑賞47/小澤實・選
井月・西東三鬼・下村槐太・鈴木鷹夫・山下知津子
●寺田寅彦随想(10)
正岡子規の没後、「渋柿」と連句/有馬朗人
●俳句の基本のキ
季語は俳句の中心、核をなすもの、キーワードです
●エッセイ「あんな日があってこんな日」
二つ並んで/池田澄子
●宮坂静生の「句集歴程」(16)
●文人の書画「酒井抱一」
●散歩の雑草
鶏頭(ケイトウ/異名:唐藍)
南蛮煙管(ナンバンギセル/異名:思い草)
●野鳥の歳時記「黄鶺鴒(キセキレイ)」
●日本こころの歌の風景「故郷の空」「あの町この町」
●吟行地ガイド「バードウオッチング」
●やさしく学ぶ俳句の歴史(65)
●空の歳時記365日
■あるふぁ文庫「富澤赤黄男100句」