毎年恒例のお楽しみ! 「サンデー毎日」の人気コラム「満月雑記帳」1年分の書籍化(2014年11月~2015年10月分)。
連載30年目に突入。加齢による感受性の鈍りに怯えつつ、好きな映画や本のことになるとドキドキ、ワクワク、話は尽きない。若者たちの事件に心を痛め、幼稚なスマホのCMに怒り、にわかラグビーファンとなり......。いろいろあったけど、やっぱり人生って面白い! 改めてそう思ったこの一年。ベスト映画、本、落語、芸能など胸を熱くした数々の話題を軽快な文章で振り返る。
著者について
なかの みどり/早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て文筆業に。1985年より『サンデー毎日』誌上で連載コラムの執筆を開始、現在に至る。著書に『いつか見た青空は』『まさかの日々』『小津ごのみ』『この世は落語』『いちまき ある家老の娘の物語』『コラムニストになりたかった』など多数。