■特集 抗加齢医学■
第21回日本抗加齢医学会リポート
■世界の医学誌から■
・退院したCOVID-19患者 76%が発症６カ月後に症状――Lancet
葉 季久雄 平塚市民病院救急科・救急外科部長
・COVID-19回復期の後遺症高頻度で多臓器に及ぶ――BMJ
廣井 透雄 国立国際医療研究センター病院循環器内科診療科長
・英国開発のCOVID-19死亡リスクスコア予後予測に有用――BMJ
加藤 康幸 国際医療福祉大学成田病院感染症科部長
・うつ病へのシロシビンとSSRIの効果有意差は確認できず-――NEJM
高橋 英彦 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学主任教授
・一過性脳虚血発作後の長期的脳卒中発症リスク―― JAMA
犬塚 諒子／藥師寺 祐介（主任教授） 関西医科大学神経内科学講座
・Canadian TIAスコアは脳梗塞リスクを正確に層別化――BMJ
上坂 義和 虎の門病院脳神経内科部長・脳卒中センター長
・筋萎縮症へのスプライシング修飾薬 運動機能スコア改善――NEJM
佐橋 健太郎 名古屋大学医学部附属病院脳神経内科講師／勝野 雅央 名古屋大学大学院医学研究科神経内科学教授
・セミプリマブは非小細胞肺がん患者のOSを延長――Lancet
鹿毛 秀宣 東京大学大学院医学系研究科次世代プリシジョンメディシン開発講座特任准教授
・持続する咽喉頭症状に対するPPI改善効果は示されず――BMJ
川見 典之（講師）／岩切 勝彦（主任教授） 日本医科大学消化器内科学
・発作性心房細動の冷凍焼灼術は再発を有意に抑制――NEJM
五十嵐 都 筑波大学医学医療系循環器先進治療研究部門准教授／家田 真樹 筑波大学医学医療系循環器内科教授
・末梢神経障害は糖尿病にかかわらず独立した死亡の危険因子――Ann Intern Med
伊藤 努 慶應義塾大学医学部外科学（心臓血管）准教授
・スタチンの筋症状 プラセボとの投与期間の比較で有意差なし――BMJ
岡﨑 啓明 東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科助教
・数値目標を定めた肝硬変患者へのアルブミン投与転帰改善せず――NEJM
岡田 啓 東京大学医学部糖尿病・生活習慣病予防講座特任助教
・非アルコール性脂肪肝炎へのセマグルチド 炎症を改善――NEJM
芥田 憲夫 虎の門病院肝臓内科医長
・肥満2型糖尿病患者へのセマグルチド2.4mg/週投与の第3相試験――Lancet
林 高則 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所臨床栄養研究部栄養療法研究室室長／窪田 直人 東京大学医学部附属病院病態栄養治療部准教授
・血清クレアチニン値に基づく新糸球体濾過量推算式正確度高い――Ann Intern Med
後藤 淳郎 医療法人社団永康会中目黒クリニック院長
・ANCA関連血管炎へのアバコパン寛解維持率で優位――NEJM
三森 経世 医療法人医仁会武田総合病院院長
・変形性膝関節症の運動療法効率的な可能性――Ann Intern Med
佐々木 正 医療法人社団慶洋会ケイアイクリニック整形外科
・プロゲステロン製剤は早産予防に有効――Lancet
細谷聡史、左合治彦（副院長・周産期・母性診療センター長） 国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター
・韓国のコホート研究でHPVワクチンの安全性確認――BMJ
中野 貴司 川崎医科大学医学部小児科学教授
・RNAi治療薬ルマシラン血漿シュウ酸濃度を低下――NEJM
笠原 群生 国立成育医療研究センター臓器移植センター長・副院長
・乾癬へのビメキズマブの有効性第3相試験で確認――Lancet
神谷 浩二（准教授）／大槻 マミ太郎（教授〈副学長〉） 自治医科大学医学部皮膚科学講座
■連載■
・巻頭言
『一陽来復』～コロナ禍における環境の激変を奇貨として
佐々木淳一 編集委員
・日本医師会便り
新型コロナワクチン接種人材確保相談窓口
日本医師会 神村裕子常任理事
・薬剤部の窓 Vol.43
医学生・若手医師の皆さんへ 薬剤部を知ろう、学ぼう
今井靖 自治医科大学附属病院薬剤部長・病院長補佐
・医療の法律処方箋 第98回
デルタ株対策として重視すべきこと
行動制限だけの時代の終焉 PCR検査と飲食店認証の拡充
井上 清成 弁護士
