■特集■
156 第60回日本呼吸器学会リポート
157 第69回日本アレルギー学会リポート
183 新型コロナ下のクリニック、病院経営
■世界の医学誌から
159 重症アトピー性皮膚炎 アブロシチニブはEASI-75改善を63%達成―― Lancet
伊藤 友章(准教授)/大久保 ゆかり(教授) 東京医科大学皮膚科学分野
160 バスオイルによる保湿と早期離乳食開始 アトピー性皮膚炎の予防できず――Lancet
大矢 幸弘 国立成育医療研究センターアレルギーセンター センター長
161 新生児期からの保湿剤塗布 アトピー性皮膚炎予防できず:英国大規模RCT――Lancet
大矢 幸弘 国立成育医療研究センターアレルギーセンター センター長
162 COPD発症には 肺生長時における肺(肺胞)と気道の不均衡な発育が関与――JAMA
永井 厚志 新百合ケ丘総合病院呼吸器疾患研究所所長
163 非侵襲的酸素療法は急性呼吸不全の死亡率を低下させる―― JAMA
出井 真史 東京女子医科大学病院 集中治療科 助教
164 COVID-19パンデミック時のパリ 川崎病類似の多臓器系炎症症候群の小児例多発――BMJ
三浦 大 東京都立小児総合医療センター副院長
165 アルツハイマー型認知症治療薬の系統的レビュー 2008年時と変化なし―― Ann Intern Med
佐藤 謙一郎 東京大学大学院医学系研究科脳神経医学/岩坪 威 東京大学大学院医学研究科神経病理学教授
166 簡易認知機能検査によるアルツハイマー型認知症の鑑別 中等度以上で感度高い――Ann Intern Med
福井 俊哉 花咲会かわさき記念病院病院長
167 NVAFの抗凝固療法 アピキサバンが有効性と安全性でリバーロキサバンに優位――Ann Intern Med
児玉 隆秀 虎の門病院循環器センター内科部長
168 心房細動合併PCI後患者のDOAC・P2Y12阻害薬併用療法は出血事象を減らす―― Ann Intern Med
清末 有宏 東京大学医学部附属病院循環器内科助教
169 駆出率低下心不全への新規治療薬追加 心血管死・心不全入院を減少――Lancet
鈴木 秀明(助教)/安田 聡(教授) 東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野
170 75歳以上のマンモグラフィ検診継続 乳がん死亡率の低下をもたらさず――Ann Intern Med
菊池 真理 がん研有明病院画像診断部 乳腺領域担当部長/大野 真司 がん研有明病院副院長・乳腺センター長
171 高齢者の潜在性甲状腺機能低下症に対する補充療法は有用でない――Ann Intern Med
鳴海 覚志 国立成育医療センター分子内分泌研究部 基礎内分泌研究室長
172 重症急性腎障害の腎代替療法一律早期導入 予後への好影響確認されず――Lancet
寺脇 博之 帝京大学ちば総合医療センター第三内科(腎臓内科)教授・腎センター長
173 生体力学を応用した靴で変形性膝関節症による膝痛が改善――JAMA
武冨 修治 東京大学大学院医学系研究科整形外科学講師
174 先制治療は予防投与に比べ肝移植後CMV感染症の発生抑止に有効――JAMA
宮木 陽輔 東海大学医学部医学科/野田 敏司 東海大学医学部生体防御学領域講師
175 MRSA菌血症標準治療へのβラクタム薬追加 死亡率の有意な改善なし――JAMA
塩塚 美歌 国立がん研究センター中央病院感染症部/岩田 敏 国立がん研究センター中央病院感染症部部長
176 高齢者のポリファーマシー対策に 電子処方支援ツールが有用な可能性――BMJ
秋下 雅弘 東京大学大学院医学系研究科老年病学教授
177 AIが医師を凌ぐというエビデンス 今回の系統的レビューからは得られず――BMJ
津本 周作 島根大学医学部医学科医療情報学講座教授
178 エネルギー制限を伴う地中海食 食生活改善のアドヒアランスを高める――JAMA
武見 ゆかり 女子栄養大学栄養学部食生態学研究室教授
179 14の食事プログラムによる減量と心血管リスク 効果の差は12カ月で消失――BMJ
柳川 達生 練馬総合病院院長
180 循環器病や全死亡への影響 国の富裕度により危険因子は異なる ――Lancet
山岸 良匡 筑波大学医学医療系社会健康医学教授・茨城県西部メディカルセンター/磯 博康 大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学教授
■連載
155 巻頭言
COVID-19感染と遺伝子医療の展望
豊岡照彦編集委員
181 日本医師会便り
新型コロナによる医療機関経営圧迫対策
松本吉郎常任理事
184 薬剤部の窓 Vol.39
抗がん剤の薬剤師外来
薬剤師の介入で治療効果を最大限に
大阪警察病院 村田久枝薬剤部長
186 医療の法律処方箋 第94回
ADRでの原状回復と損害補償
井上清成弁護士