■特集 循環器
122 第1回日本喘息学会レポート
■世界の医学誌から
127 発作性心房細動の除細動 まず薬理学的除細動が効果的 ―― Lancet
井上 博 富山県済生会富山病院顧問
128 血管拡張薬投与下のループ利尿薬適切投与 急性心不全の予後を悪化させず ―― JAMA
小林 さゆき1), 石川 哲也2), 中原 志朗3), 田口 功4) 獨協医科大学埼玉医療センター循環器内科
1,2,3;准教授、4;主任教授
129 高齢者非ST上昇型心筋梗塞 出血を優先した2剤抗血小板療法が至適 ―― Lancet
中村 正人 東邦大学医療センター大橋病院循環器内科教授
130 高血圧ガイドラインで定義される拡張期高血圧と心血管イベントリスク検証 ―― JAMA
下澤 達雄 国際医療福祉大学医学部臨床検査医学主任教授
131 ダパグリフロジンは非糖尿病の心不全患者でも心予後を改善 ―― JAMA
長田太助 自治医科大学医学部内科学講座腎臓内科学部門教授・附属病院副病院長
132 減塩による血圧低下はほとんどの人に認められ 用量・期間依存性がある ―― BMJ
平田 恭信 東京逓信病院・名誉院長
133 心不全標準治療薬における女性の至適用量 ガイドライン推奨より少ない ―― Lancet
瀧本 英樹 東京大学医学部附属病院循環器内科講師
134 症候性冠疾患で誘発心筋虚血除外目的の高感度心筋トロポニンは利用できるか ―― Ann Intern Med
島田 俊夫 静岡県立総合病院臨床研究部統括部長
135 循環器疾患リスク 禁煙5年以内に40%低下するが10年以内はリスク残存 ―― JAMA
中村 正和 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター センター長
136 ネリネチド 急性期脳梗塞血栓回収療法で脳保護作用示せず ―― Lancet
上坂義和 虎の門病院脳卒中センターセンター長
137 フェンフルラミンは ドラベ症候群のけいれん発作を有意に減少 ―― Lancet
今井 克美 国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター副院長・小児科
138 ツ反またはIGRA陽性の結核発病率 高リスク者は極めて高い ―― BMJ
加藤 誠也 公益財団法人結核予防会結核研究所所長
139 細気管支炎入院中の持続的SpO2モニタリング実施率 2%から92%と大差 ―― JAMA
高瀬 真人 日本医科大学多摩永山病院小児科部長
140 慢性腎臓病の地球規模調査 過去27年間で罹病率、死亡率とも有意に上昇 ―― Lancet
山縣 邦弘 筑波大学医学医療系腎臓内科学教授
141 限局性前立腺がん 手術は監視療法や放射線治療に尿禁制と性機能で劣る ―― JAMA
神鳥 周也(講師)/西山 博之(教授) 筑波大学医学医療系腎泌尿器外科学
142 HMG-CoA還元酵素の遺伝的代替阻害で卵巣がん発症リスクが低下 ―― JAMA
青木大輔 慶應義塾大学医学部産婦人科教授
143 JAK1阻害薬ウパダシチニブ 強直性脊椎炎患者のASAS40を有意に改善 ―― Lancet
高相 晶士 北里大学医学部整形外科学主任教授
144 新興感染症の治療スタッフ 心的外傷後ストレスと心理的苦痛のレベル高い ―― BMJ
秋根 大(助教)/小川 真規(教授) 自治医科大学保健センター
145 移植患者のCMV感染予防 ウイルスベクターワクチン有意な効果なし ―― Ann Intern Med
新庄 正宜 慶應義塾大学医学部小児科専任講師
146 微小粒子状物質(PM2.5)曝露により 虚血性・出血性脳血管障害ともリスク上昇 ―― BMJ
道川 武紘(講師)/西脇 祐司(教授) 東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野
147 1日の歩数が全死亡率低下と関連 歩行強度は関連せず 米コホート研究 ―― JAMA
石橋 由基/岡村 智教(教授) 慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室
148 発酵性大豆製品を食事から多く摂取すると 全死亡リスクが低い ―― BMJ
小久保 喜弘1)、東山 綾1)、渡邉 至1)、河面恭子2) 国立循環器病研究センター予防健診部(1)医長、2)医師)
149 ランダム化比較試験における盲検化 治療効果に与える影響は小さい ―― BMJ
松山 裕 東京大学大学院医学系研究科生物統計学分野教授
■連載■
121 巻頭言
新型コロナ感染症禍から学んだこと
土屋了介 編集委員
150 日本医師会便り
みんなで安心マーク
釜萢敏常任理事
151 薬剤部の窓 Vol.38
高齢化地域入院処方箋に過去5回の胃機能検査値記載
国家公務員共済組合連合会 呉共済病院
日浦和徳薬剤部長
153 医療の法律処方箋 第93回
新型コロナ対策特措法の制定
井上 清成 弁護士