〝北の関ヶ原〟を制し、奥羽連合軍は江戸を突く!
独眼龍伊達政宗、天下取りの野望、再び! 秀吉の没後、奥羽の地では伊達、上杉、最上の思惑が複雑に絡み、敵味方の区別すら判然としない状況となった。〝北の関ケ原〟を勝ち抜く者は誰か? 家康との同盟とは別に、政宗は心中に壮大な企てを秘めていた。天下人への夢を生涯追い続けた、最後の戦国大名を新視点で描く歴史小説。
目次
序章 石垣山城の屈辱
第一章 野望の目覚め
第二章 天下分裂
第三章 百万石交渉
第四章 白石城奪取
第五章 奥羽連合軍構想
第六章 一揆のつけと大震災
第七章 最後の賭け
終章 新たな企て