26年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公
この男がいなければ豊臣家の天下はなかった
家族や同僚、家臣に慕われ、兄・秀吉の天下取りを影から支えた秀長の生涯を明朗な筆致で描く傑作長編歴史小説。
突然帰郷した兄・藤吉郎に強引に武士にさせられた小一郎(のちの秀長)は、兄から「軍師殿」とおだてられ、無理難題を丸投げされる。苦心しながらも兄の出世を助ける小一郎の誠実な人柄にひかれ、竹中半兵衛らホンモノの「軍師」が集い、兄弟は飛躍の時を迎える......。
目次
序章 兄の勧誘にて
第一章 調略にて
第二章 城盗りにて
第三章 雅びな地にて
第四章 退き口にて
第五章 激戦にて
第六章 城主の弟にて
著者について
このえ たつはる/1964年生まれ。通信社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』でデビュー。