緊迫! 北朝鮮有事、中東戦争の危機、トランプ大統領で激変する世界、蔓延する自国ファースト......池上解説で世界の次を読む!
アメリカの大統領にドナルド・トランプ氏が就任し、世界は大激変しています。
核実験やミサイル発射を繰り返し、緊迫化する北朝鮮情勢。サウジアラビアとイランの対立が激化し、第五次中東戦争が勃発リスクの高まり。イラクから独立したがっているクルド人とは? ノーベル平和賞受賞者でミャンマーの事実上の国家元首のアウンサウンスーチー氏が国際社会から批判されるロヒンギャ難民問題とは。スペインのカタルーニャ州の独立の動き。イギリスのEU離脱で、スコットランドや北アイルランドで高まる独立の声。世界のリーダー、ドイツのメルケル首相を悩ます難民問題。そして、建国の父の毛沢東並みの権力を握ったとされる中国の習近平国家主席の「一帯一路」(陸と海に新たなシルクロード)構想の野望とは・・・・・・
世界各地を取材してきたジャーナリストの池上彰さんが、世界の<次>を読みます。毎日小学生新聞「教えて! 池上さん」の記事をベースにしており、小学生でもわかる「世界一分かりやすく」ニュースを解説です。雑談にも使える「池上流 プラス1」を収録しています。
著者について
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題になる。2005年よりフリーのジャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍などで幅広く活躍。現在、名城大学、東京工業大学など6つの大学で学生たちの指導にもあたっている。おもな著書に「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ(KADOKAWA)、「おとなの教養」シリーズ(NHK出版)、「池上彰の世界の見方」シリーズ(小学館)、「そうだったのか!」シリーズ(集英社文庫)、「日本左翼史」シリーズ(佐藤優氏との共著、講談社現代新書)、「一気にわかる! 池上彰の世界情勢」シリーズ(毎日新聞出版)がある。そのほか『歴史の予兆を読む』(保阪正康氏との共著、朝日新聞出版)、『独裁者プーチンはなぜ暴挙に走ったか 徹底解説:ウクライナ戦争の深層』(文藝春秋)、『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』(エマニュエル・トッド氏との共著、朝日新聞出版)など多数。