松尾式「不思議の国・ニッポン」の歩き方
迷走するコロナ対策、度重なる不祥事や利益優先、それでも上がらない投票率......。
世の中のあらゆる「違和感」に、愛とユーモアを込めて一刀両断!
大好評、毎日新聞別刷『日曜くらぶ』に連載中の「松尾貴史のちょっと違和感」書籍化。怒濤の時事コラム67本! 巻末には、ミュージシャン・文筆家の近田春夫との対談、「違和感放談」を収録。
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間の悪いGo Toトラベル/果たして冷凍餃子は「手抜き」なのか?/147日間連続勤務!? 安倍首相健康不安説の謎/学術会議任命拒否 反知性主義も継承/大阪都構想の蒸し返し 市民に何のメリットが/「ぎっちょ」に差別的意味なんてある?/菅首相の「があすう」あいさつ/「飲食店名公表」は制裁奨励では/森会長女性蔑視発言を矮小化する人たち/河井夫妻公選法違反 「他山の石」ではない事件/維新幹事長が「立憲民主は必要ない」発言の意味/選挙は「この人がマシ」で1票を/酒類提供規制発言 なぜ酒ばかりが悪者に/名古屋市長の「金メダルかじり」/国会議員の「世襲」は国にダメージ/消費期限まであと5分で販売不可!? など
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●訂正情報●
【訂正前】
002ページ最終行~
余談だが、おそらくその本に着想を得てのことか、ユダヤ人のイザヤ・ベンダサン氏が『日本人とユダヤ人』という本を書いて、これまで大当たりしていたが、その著者も日本人(山本七平氏)であることが明らかになっている。
【訂正後】
余談だが、ユダヤ人のイザヤ・ベンダサン氏も『日本人とユダヤ人』という本を書いて、これまた大当たりしていたが、その著者も日本人(山本七平氏)であることが明らかになっている。
ポール・ボネ『不思議の国ニッポン』の初版は1975年、イザヤ・ベンダサン『日本人とユダヤ人』の初版は1971年でした。
謹んでお詫び、訂正申し上げます。
目次
第1章 アベからスガへ。何か変わった?
第2章 コロナ禍、依然収まらず
第3章 問題を「なかったこと」にしたい人たち
第4章 五輪前夜の悪夢
第5章 祝祭後のお祭り騒ぎ
著者について
まつお たかし/1960年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。俳優、タレント、ナレーター、コラムニスト、「折り顔」作家など、幅広い分野で活躍。東京・下北沢にあるカレー店「般゜若(パンニャ)」店主。「週刊朝日似顔絵塾」塾長。著書に、『作品集「折り顔」』(古舘プロジェクト)、『ニッポンの違和感』『違和感のススメ』(以上、毎日新聞出版)、『東京くねくね』(東京新聞出版局)ほか。