一人で生きることは、一見、寂しくつらいことのように語られがちですが、ただ大勢と群れて生きても、「孤独感」のつらさをぬぐうことはできません。むしろ、一人の時間を確保し、楽しむことが、「自分の人生」を生きるための近道になります。
本書は、そんな、孤独を楽しみ、質を高めるヒントを、偉人たちの言葉やエピソードを交えて紹介します。
孤独を恐れ、無理して人に合わせている人、一人でいることになんとなくうしろめたい気持ちを抱いている人におすすめの一冊です。
目次
第1章 「孤独は寂しい」は思い込みにすぎない著者について
うえにし あきら/東京都出身。著述家。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後は心理学、東洋思想、ニューソート哲学などに基づいた人生論の研究に従事。1986年、長年にわたる研究成果を体系化した『成心学』理論を確立し、主に自己啓発分野で幅広く著述活動を行う。1995年、産業カウンセラー(労働大臣認定)を取得。近著に 『心のそうじ 心配事と不安が消える88の言葉』(学研プラス)、『心の乱れを整える9つの習慣 揺れない、ブレない、動じない』(永岡書店)、『心が揺れないクセづけ』(海竜社)ほか。