書籍

随筆・エッセー
歌わないキビタキ 山庭の自然誌
著者  梨木 香歩
発売日:2023年9月26日
ISBN:978-4-620-32789-1
判型:四六判
頁数:296頁
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書影:歌わないキビタキ 山庭の自然誌
定価:1980円(税込)
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生命(いのち)はとめどなく流浪する
深く五感に響き渡る文章世界


暗雲漂う時代。小さな山小屋の庭で――
四季折々の光と影、生の哀歓、
自然の連関から滴り落ちる言葉が、
新たな〈人の道〉を切り拓く。

[毎日新聞「日曜くらぶ」掲載分、『サンデー毎日』連載エッセイ「新 炉辺の風おと」2020年6月~2023年3月分までを収録。]

目次

第一章 二〇二〇年六月~九月

個性(らしさ)は消えない

バランスを視ること

うつくしい保険



第二章 二〇二一年四月~八月

鉄人の日々

群れにいると見えないこと

半返し縫いの日々

アマチュアの心



第三章 二〇二一年九月~十二月

長い間、気づかずにいたこと

自然界では一つとして同じ存在はないということ

森の道 人の道



第四章 二〇二二年一月~四月

晩秋と初冬の間

敗者の明日

準備はできつつある

雪が融け 水が温み



第五章 二〇二二年五月~九月

失ったものと得たもの

滴るように伝わる

目的は、「変化」そのもの、なのか



第六章 二〇二二年十月~二〇二三年三月

歌わないキビタキ

秋はかなしき

あるべきようは

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