グローバリズムのさらなる進展と、中国経済の躍進によって、世界の政治経済はドラスティックに変貌した。
だが、その変化の多くは日本国内では報道されておらず、現地に足を運ばなければ知ることが難しい。
大ベストセラー『デフレの正体』『里山資本主義』の著者、地域エコノミスト藻谷浩介さんは、日本の全3200自治体(平成合併前)を踏破し、世界90カ国を旅した、自他共に認める「地理おたく」である。
その藻谷浩介さんが人口問題とともにライフワークとして取り組む「世界の実体経済についてのまちかど調査」。
そのライフログ的な記録を、膨大な地理・歴史の教養を交え、まったく新しいタイプの旅行記として刊行!
オイルマネーで急成長する旧ソ連諸国、「一帯一路」中国が狙うスリランカ、台湾新幹線と首都一極集中現象の関係など、一線で活躍するビジネスパーソンなら見逃せないトピック満載!
「博覧強記」でならす著者が、地理と歴史の知識を縦横無尽に駆使し、世界経済の構造をわかりやすく解き明かす!
目次
・プロローグ