暴かれる「名門」の正体。「チャレンジ」という魔の言葉で始まった粉飾。歴代トップと監査法人の責任は? 隠蔽された米原発子会社「減損」の意味は......。
リーマン・ショックと福島原発事故が直撃、チャレンジ=利益水増し強要、大リストラ、トップの激しい抗争、米原発子会社ウェスチングハウス1600億円減損、監査法人の節穴監査、赤字額5500億円の衝撃・・・・・・。あなたの会社は大丈夫か?
目次
序 発端著者について
いまざわ まこと/毎日新聞経済プレミア編集長兼論説委員
1983年、毎日新聞社入社。89年経済部。税・財政や日銀、銀行、製造業、流通などを担当。2013年論説委員(税・財政、IT担当)。15年から現職。著書「東芝 不正会計 底なしの闇」がビジネス部門ベストセラーに。ほかに「東芝 終わりなき危機 『名門』没落の代償」、共著に「カリスマ鈴木敏文、突然の落日」(いずれも毎日新聞出版)。16年度城西大非常勤講師。日大経済学部、東洋大法学部でも教壇に立つ。