直木賞受賞第一作の最新長編小説。
明日への元気がわいてくる人生応援小説!
農業なんてかっこ悪い。と思っていたはずだった。
イチゴ農家を継げと迫る母親。猛反対の妻。
志半ばのデザイナーの仕事はどうする!?
夢を諦めるか。実家を捨てるか。
恵介36歳、いま、人生の岐路に立つ!
デビューより20年、新直木賞作家がたどりついた
〈日本の家族〉の明るい未来図。
懐かしい笑顔あふれる傑作感動長編。
著者について
おぎわら ひろし/1956年、埼玉県生まれ。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞。16年、『海の見える理髪店』で直木賞を受賞。近著に『家族写真』『冷蔵庫を抱きしめて』『金魚姫』など。