ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 究極のステイホーム・ストーリーズが誕生!
ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 部屋の中で、何が起きるのか? ひきこもっている間に、人はどう変わってしまうのか?
「ひきこもり」をテーマにした斬新なアンソロジーが誕生しました。編者は、『絶望名人カフカの人生論』『絶望名言』『食べることと出すこと』などで知られる頭木弘樹。病のため、十三年間のひきこもり生活を送った編者ならではの視点で選ばれた、必読の名作群。今だからこそ読みたい一冊です!
目次
◎萩原朔太郎「死なない蛸」著者について
かしらぎ ひろき/文学紹介者。筑波大学卒業。
大学三年の二十歳のときに難病になり、十三年間の闘病生活を送る。
編訳書に『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/新潮文庫)、『絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ 文豪の名言対決』(飛鳥新社/草思社文庫)、『ミステリー・カット版 カラマーゾフの兄弟』(春秋社)。
著書に『絶望読書』(飛鳥新社/河出文庫)、『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)。
選者を務めたアンソロジーに『絶望図書館―立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語』(ちくま文庫)、『絶望書店―夢をあきらめた9人が出会った物語』(河出書房新社)、『トラウマ文学館―ひどすぎるけど無視できない12の物語』(ちくま文庫)。
ラジオ番組の書籍化に『NHKラジオ深夜便 絶望名言』『NHKラジオ深夜便 絶望名言 2』(飛鳥新社)。
共著に『病と障害と、傍らにあった本。」(里山社)。
落語の本に『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)。
病気の体験を書いた本に『食べることと出すこと』(医学書院 シリーズ ケアをひらく)がある。
NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーにレギュラー出演中。