善、悪、神・聖霊、原罪・欲望、
主の愛を描き続けるイコン画家の
渾身の「祈り」。
【著者略歴】
鞠安 日出子(まりあ ひでこ)
1940年 長野県生まれ。
1962年 東京学芸大学卒業。
1963~1968年 フランス・パリに滞在。
1992年 イコンを描きはじめる。
元朝日カルチャーセンター講師、東方キリスト教学会会員
(著 書)
詩 集『神さまへの手紙』燦葉出版社、1986年~1988年
随筆集『光の中を歩んで』サンパウロ、1999年
詩 集『あなたへの手紙』サンパウロ、2000年
短歌集『信仰宣言』サンパウロ、2004年
画 集『イコン 神の国に開かれた窓』日貿出版社、2007年
など多数
目次
第一部 平和祈願
一 短歌・平和祈願
1 平和祈願 二〇二二年二月二十四日 ロシア軍、ウクライナ侵攻に心痛んで
2 「平和祈願」が出来るまで
第二部 天と地の狭間を生きる
二 天・光との遭遇
1 無菌状態の中に生まれて
2 光
3 光に伏す
三 地・この世を生きる
1 光を求めて
2 パリの空の下で
3 夫Oと生きる
四 神・三位一体
1 父である神(神さまはゴムのない風船、私はその中に居ます)
2 神の御子(霊であるイエス・キリスト)
3 聖霊(聖霊はヒッグス素粒子のようなもの)
五 イコン・神の似姿
1 イコンを描き続ける
2 「イコン」とは
3 イコンと祈り
4 イコノスタシス
5 イコンに見るパウロ
六 出逢い・忘れ得ぬ人々
1 三枚のガム
2 車中にて
3 精神科病棟にて
4 シナイ山にて
5 日本人の神さま
七 詩・花嫁の詩(「あなたへの手紙」より)
八 句・主の在す