書籍

思想・哲学・心理・教育
危機を生きる――哲学
著者  斎藤 慶典
発売日:2021年8月30日
ISBN:978-4-620-32697-9
判型:四六判
頁数:336頁
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書影:危機を生きる――哲学
定価:2530円(税込)
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あたりまえの生き方が壊れる。
一変した世界を私たちはどう生きるか。

〈危機の時代に、私たちはどのように生きていったらいいの? こう、あなたは問うにちがいない。すべてがそれなりに順調に回っていたときには、ほとんど誰もそんな問いに取り憑かれることなどなかった。大局的に眺めれば「順調」に回っているそれに、どのようにうまく乗っかればよいか。それ以外ではなかったはずだ。ところが、今やその「順調」ということが立ち行かなくなってしまった。もはや「順調」ということが十分に機能しなくなってしまった中で、いったいどうすればいいの? 途方に暮れる中でぼんやりと浮かんでくる問いが、これだ。そもそも「順調」って、何だったんだ?〉(本文より)

何が起ころうと、なぜか世界は、人生は「ある」。
と同時に、つねに危機に瀕してもいる。
そのような「ある」を、深々と味わうために――
新しい日常を生きるための書き下ろし・哲学入門。

●斎藤慶典(さいとう・よしみち)
1957年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。哲学博士。
現在、慶応義塾大学文学部哲学科教授。専攻は現象学、西洋・近現代哲学。
著書に『フッサール 起源への哲学』『レヴィナス 無起源からの思考』『知ること、黙すること、遣り過ごすこと』『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』(以上講談社)、『「実在」の形而上学』(岩波書店)、『デカルト――「われ思うのは誰か』『デリダ――なぜ「脱―構 築」は正義なのか』(以上NHK出版)、『生命と自由――現象学、生命科学、そして形而上学』(東京大学出版会)、『死の話をしよう――とりわけ、ジュニアとシニアのための哲学に入門』(PHP研究所)、『私は自由なのかもしれない』(慶応義塾大学出版会)など。