人間とは何か。生きるとはどういうことなのか。
空海開創の地・高野山で命の尊さについて真摯に語られた特別講義集。
*本書は大正時代から続く「高野山夏期大学」の書籍化です。
目次
一世紀のご縁が紡ぎ出すもの 中西啓寶(高野山真言宗管長 総本山金剛峯寺座主)
Ⅰ 自然の叡智
中村桂子 三十八億年のいのち
椎名誠 辺境の食卓
養老孟司 情報と人間
安藤忠雄 未来を拓く設計図
【法話】添田隆昭(高野山真言宗宗務総長)
Ⅱ 心を育む
鎌田實 つまずいても大丈夫
海老名香葉子 戦禍に残されたひとつの命
小山明子 今を生きる
山折哲雄 日本人の宗教観
【法話】廣瀬義仙(高野山真言宗財務部長)、小籔実英(高野山真言宗教学部長)
時代の道標として 今西拓人(毎日新聞大阪本社 文化事業部長)
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