2020年度に始まる「大学入学共通テスト」(共通テスト)。「国語」に導入される記述式問題、「公民」の新傾向問題――そのどちらの備えにもお役立ち、という欲張りな問題集。「思考力、判断力、表現力」の基礎体力をつけたい人に贈る「はじめの一歩」の決定版!
【構成】
「国語」10、「公民」10の合計20レッスン
【主なレッスンのテーマ】
●高校の部活ルール変えるには...
●そのバイト、ブラックでは?
●こんなのあり? 図書室のルール変更
●それで分かる? 文化祭の案内板
●この契約、解除するには...
●望ましいのはどの保険?
●どうする、店の受動喫煙対策
●ごみ袋の有料化 その効果は?
●どう読み解く 世論調査
●親子で約束 スマホのルール
●外食・中食 人気の理由は?
●「終末期」にあなたは?
【国語】
自治体の景観保護ガイドライン、駐車場の使用契約、生徒会規約......。これまでに公表された記述式問題の例(2017年の試行調査時点)では、こうした「実用的な文章」や関連グラフなど複数の「テクスト」の読解が、表現力(記述)の大前提として求められます。
では「実用的な文章」とは何でしょうか? 単なる「実生活で出合う文章」ではありません。そのココロ(出題者の意図)を解き明かすところから、レッスンは始まります。
●出題者の意図が丸わかり
●豊富なオリジナル文でつかむ「実用的な文章」の本質
●表現力の前提となる複数テクストの一体的な読解法とは?
●読解する情報量は本番より少なめに(テクスト総体の「大まかな構造」をつかむことに力点を置いているためです)
【公民】
センター試験と比べて、現実の社会的事象にアプローチする視点が求められます(2017年の試行調査時点)。
●学校での学習内容につながる時事的テーマを厳選
●「主張と根拠のマッチング」「原因と結果の関係」「推論」といった基本的な解法ツールを手ほどき
●さまざまな形式に応じたグラフの読解法も解説
●一部の設問をあえて記述式に。国語の記述式問題のトレーニングにもお役立ち
【この一冊で】
●身近な時事テーマを幅広く扱っているため、時事的な素養を求められる「小論文」「面接」の備えにも威力!