高齢な毒親が増えている。 その毒親に育てられた子どもが成人し、子どもを育てる世代になった今、こじれた親子関係の修復法を伝授する。
「仲良し親子」「友だち親子」と呼ばれる親子が増えています。
でも、実はそれが、知らず知らずのうちに子どもにとっての呪縛になっているケースがあるのです。
「娘との関係はちゃんとできているから大丈夫」と思っている親ほど、実は娘が心に闇を抱えているケースが少なくありません。
仲良しだった娘が急に離れていって、どうしていいのかわからない親たちの悩みも多く、また子育て世代になった娘が母との関係性に疑問を抱き、介護に影響をきたすケースも増えています。
冒頭に「毒親チェックシート」を掲載。また著者のカウンセラー経験をふまえた豊富な具体例から、「今からでも遅くない」親子の新しい関係性の築き方を解説します。
目次
Part1 毒親って、どんな親?著者について
たかはし りえ/母娘*謎解きカウンセラー。30代半ばの結婚・出産後、子育てにつまずき悩み、思春期になった子の不登校を経験し、自分が重度のアダルトチルドレンだと気づく。自身の問題に取り組みながら心理療法を学び、カウンセラーとして活動を始める。都内メンタルクリニック勤務を経て、2013年に独立。親の呪縛を解いて自由に生きることをめざす〈自分再生*リバースカウンセリング〉は口コミで広まり、主催するサロンには500名を超える女性が参加。これまでに3000名を超える女性のカウンセリングを行なう。メルマガ読者は海外にも広がり、現在7300名。著書に『お母さん、私を自由にして! 』(飛鳥新社)『恋愛低体温症』(総合法令出版)がある。