心が折れない子、自分で考える子に育つ!
辰巳渚さんが遺した、「自立」のための大切なメッセージ
忘れ物がなくならない! 家族とケンカした!夏休みの宿題が終わらない、大人の期待がちょっぴり重い......。
子どもたちが、日常でぶつかる「もやもや」やピンチの場面。そんなとき、どう考えるの?
大切なのは、子どもたちが自分の頭と心で考えること。
この本では、さまざまな課題を子どもたちが三択→解説→辰巳さんの答えと読み進められるしかけになっています。ぜひまきっぺになったつもりで親子一緒に考えてみてください。
2018年6月に急逝した著者、辰巳渚さんが連載、単行本化を進めていた「自立のすすめ マイルール」(毎日小学生新聞)より抜粋して再編集しました。
誰かが決めた「正解」ではなく、「自分の心が喜ぶ答えをしっかり探してみよう」。辰巳さんからのメッセージです。
イラスト 朝倉 世界一
目次
1章 整理整頓のこんなときどうする?著者について
たつみ なぎさ/1965年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。文筆家。東海大学芸術学部非常勤講師。二児の母。現代における豊かで生きやすい暮らしの秩序を考え、提言し続けている。その実践の場として、2008年度から「家事塾」を主宰。家庭教育にも関心が高く、こども環境アドバイザーとしても活動。著書に『「捨てる! 」技術』、『家を出る日のために』など。