小さなことでクヨクヨしない自分でいられたら、どんなにいいだろう?
人間関係や仕事、スポーツなどで壁にぶち当たるたびに、そんな思いに胸を痛めている人は多いのではないだろうか。
じつは、そんな止めどない悩みに終止符を打つ方法があるのだ。
それは、悩みを放置せず、悩み抜くこと。
悩みを中途半端に頭のなかで散らかさず、自律神経を整えてコントロールしていけば、「ありのままの自分」「悩まない自分」「悩みを乗り越えて力をつけていく自分」をつくってパフォーマンスを高めていける。
本書は自律神経を窓口に〝悩み方の技術〟をまとめたまったく新しいタイプの自己啓発健康書。
ぜひみなさんも、悩み方のコツを知り、悩み方を変えて、ひとつひとつ壁を乗り越えていってください。
第1章 すべては悩み方がうまいかヘタかで決まる!
――仕事・人間関係・人生を大きく左右する「3つの心のスキル」
第2章 「ありのまま」かそれとも「なるがまま」か
――うまく悩めば人間関係がグッとラクになる
第3章 悩み抜ける人は人生を「悪い流れ」から「いい流れ」に変えていける!
――うまく悩めば本来の自分の力を発揮できる
第4章 悩み上手の人はみんなやっている「ほんの小さなコツ」16
――知っているか知らないかで大きな差がつく小さな心の習慣
第5章 悩み抜いた人はなぜ幸せな人生を送れるのか
――人生を「レット・イット・ビー」で歩む生き方
著者について
こばやし ひろゆき/順天堂大学医学部教授。1960年埼玉県生まれ。1987年順天堂大学医学部卒業。20年以上に及ぶ、外科・移植外科、免疫、臓器、神経、水、スポーツ飲料の研究のなかで、交感神経と副交感神経のバランスの重要性を痛感し、自律神経研究の第一人者として、数多くのトップアスリートや芸能人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導にかかわる。『金スマ』『Nスタ』など多くのテレビ番組に出演。