書籍

随筆・エッセー
電子書籍
これからを生きる君へ
著者  天野 篤
発売日:2019年3月15日
配信日:2019年4月19日
ISBN:978-4-620-32573-6
判型:四六判
頁数:176頁
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書影:これからを生きる君へ
定価:1320円(税込)
電子書籍版定価:1100円(税込)
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ピンチをチャンスに!医学部を目指して3浪、そして...
天皇陛下の執刀医へ!!どうすれば心が折れないのか?
「ブレない軸」の作りかた

心臓を動かしたまま行う手術「オフポンプ手術」の第一人者。天皇陛下の執刀医である心臓血管外科医・順天堂医院院長の著者が、後進に伝えたいメッセージ、将来夢をかなえる方法などを熱く綴る。医師、医療関係の仕事を目指す若者はもちろんのこと、先が見えない時代にこれからのどう歩んでいけばよいのか悩んでいる人など、世代を問わず、もがいている日本人の背中を押す1冊。

著者略歴

天野篤(あまの・あつし) 心臓血管外科医。順天堂大学医学部附属順天堂医院院長1955年埼玉県生まれ。県立浦和高校卒業後、日本大学医学部に入学。1983年日本大学医学部卒業後、関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)で臨床研修医になる。亀田総合病院心臓血管外科勤務、新東京病院心臓血管外科勤務を経て、2001年に昭和大学横浜北部病院循環器センターのセンター長・教授。2002年に順天堂大学医学部心臓血管外科教授。2012年2月18日、天皇陛下の心臓バイパス手術の執刀を行う。2016年に順天堂大学医学部附属順天堂医院院長に就任。「チーム・バチスタの栄光」「医龍」などの映像作品の監修も務める。

目次

第1章 子ども時代、中・高時代、浪人時代の経験
マンガばかり読んでいた子ども時代。「勉強しろ」と言わなかった母
人に危険なことはしない、迷惑をかけない。それを学んだ小学生時代
「これをやらないと次に行けないぞ」。自分にノルマを課した中学時代
スポーツに夢中になり、挫折を重ね、友人の死を体験した高校時代
3回の浪人生活で学んだのは、絶対にあきらめないこと
「課せられた責任を果たしているか?」。自問自答した新人のころ


第2章 ピンチをチャンスに
父の死に直面して知ったこと。「父は今でも心の中で生き続けている」
最大のピンチが訪れたときこそ、その次にチャンスがやってくる
患者さんの役に立てる医師になる。そう思えたのは祖父のおかげ
できるのに、いつまでたってもやらない。そんな人は尊敬されない
痛み、病気で苦しんでいる患者さんを何とかしてあげたい


第3章 医師として生きる
いつか手術をしたことすら忘れてもらえる日がくるために
天皇陛下の手術につながった1人の患者さんのお話
準備を怠らない心構えがよい結果につながる
どんなときも公平であろう。天皇陛下から学ばせていただいたこと
心を平穏に保つことが、プロとして生きる信頼の証し
いきなり手術することに疑いを持つ
平常心で手術に臨むために


第4章 伝えたい「仁」の心
戦中戦後を生き抜いた人たちへ心からの感謝を
つらいときこそ発想を転換しよう
どの世代もインフルエンザには注意を
当たり前のことが何よりも大切
病気にかかる前にワクチン接種で予防を
「仁」の心をたすきリレーで伝えたい


第5章 これからを生きる君へ
大切な「生活の知恵」に目をとめてみよう
本物を見て聞けば、覚悟が定まってくる
若いうちから海外を見てほしい
私を奮い立たせてくれたある患者さんのこと
よい環境は自分の味方になってくれる
最初からベストを尽くせば、教科書では得られない経験が積める
インドのシェティ先生が教えてくれたリーダーに大切なこと
夢を実現するには、自分の得意分野を生かして地道に努力しよう
「まずやる、すぐやる」精神を持とう。最初にひらめいたことをどんどんやろう
「負けず嫌い」な自分でいよう。人を熱狂させるような気概を持とう
「かっこつける」は「片を付ける」。片を付けないと、次を見据えられない
どんなにつらくてもつらさはずっと続かない。「次が待っている」ことを忘れないでほしい
悪い波があっても次の波がくる。次の波がくるのを待とう
最後まで自分のやるべきことを貫けば、後悔のない人生を送ることができる