猪木全盛期の新日本プロレスからキャリアをスタートし、前田日明のUWFに合流。藤原組からパンクラス旗揚げとMMA・総合格闘技ブームの先駆けを果たしながら、現在もなお、復活したプロレスブームの中心で縦横に活躍し、トップでありつづける稀有な男、鈴木みのる。
なぜ彼は、世代も団体も越え、一匹狼のレスラーとしてマット界に君臨することができるのか?
その秘訣をあますことなく解き明かす一冊!!
雑誌『KAMINOGE』の人気連載「鈴木みのるのふたり言」を再構成の上、大幅加筆!!
「人生に迷ったときは、鈴木みのるを見ればいい」
――ファンキー加藤(ミュージシャン)
<目次>
●はじめに
●第一章 リングの最前線から
●第二章 「強さ」をめぐって
●第三章 プロレス開眼
●第四章 レスラーの真の武器
●第五章 生きるための闘い
●おわりに
●レスラーたちの証言
棚橋弘至(新日本プロレス)
高木三四郎(DDTプロレスリング)
●特別対談
鈴木みのる×天龍源一郎
鈴木みのる×髙山善廣
著者について
すずき みのる/1968年生まれ、横浜市出身。横浜高校レスリング部に所属(国体2位)。高校卒業後、新日本プロレスに入門。デビュー翌年の1989年、新生UWFに移籍。藤原組を経て、1993年、総合格闘技団体パンクラスを船木誠勝とともに旗揚げ。名だたる格闘家たちと激闘を繰り広げる。2003年、古巣・新日本プロレス参戦をもってプロレス復帰。以降、新日本、全日本、DDT、ノアほか数々の団体のリングにフリーランスとして参戦し、トップレスラーとしてマット界に君臨し続けている。