誠実であろうとするほど、語れなくなる。沈黙を語るとき、贈与は完成するのか。
専門職の言葉にならない配慮の構造を問う。
専門職は、なぜ黙るのか。それでもなお、何を差し出しているのか。
特許実務を手がかりに、その沈黙と贈与の手がかりを読み解く。
●目次
第1章 特許請求の範囲の記載に対する配慮
第2章 明細書の記載に対する配慮
第3章 中間応答における配慮
最終章 特許実務における配慮の限界を超えて
◆著者略歴
野中 信宏(のなか・のぶひろ)
東京大学理学部生物化学科卒業。
東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻修了。
弁理士。弁護士登録資格保持者(但し現在は登録をしていない)。応用情報技術者試験合格。