親が健在なときはあれほど仲の良かった兄弟姉妹が、遺産相続をきっかけに、修復不能な関係に陥ってしまうことは珍しくありません。
本書は「実家の相続」という視点で、こうしたトラブルをどうすれば避けられるか、詳しく解説します。
▼ 2000件のトラブル解決を手がけたプロが解説する「家族がモメない方法」
著者は「共有名義不動産」「借地権」をはじめとした特殊な専門知識を持ち、2000件のトラブル解決を手がけてきたプロフェッショナル。
実家を相続する際に見落としがちでトラブルにつながる「落とし穴」を、主に次の3つの軸に沿って解説します。
(1)家族内でトラブルになる「共有名義」の問題
(2)何も知らずに相続したことで地主とのトラブルになる「借地権」
(3)令和になって改正されたばかりだが、知らずに使うとさらなるトラブルの元になってしまう「相続法」
親の「万が一」を考える人や、これから初めて実家相続に直面する人が、適切な対策をとることができる一冊、ぜひお役立てください。
目次
序章 どうして我が家にトラブルが!? 不動産相続の落とし穴