40年間、ありがとう!! 1万円札の「顔」としておなじみの福沢諭吉について、その魅力と生涯がざっくりわかるビジュアルムック。幕末から明治へと変わる時代背景も、楽しみながら学べます! ふりがな付きなので、調べ学習のお供にも。ギャグマンガ「なんか小さくてかわいい頃の諭吉」では、子ども時代のびっくりエピソードも明かされます。イラストも満載。全編に「諭吉かるた」(服部禮次郎/文言・監修、橋本金夢/絵、料飲三田会/企画・発行)が散りばめられているのも見どころです。
●最新NEWS......1万円札の肖像をバトンタッチ/出身地で進行中「不滅の福沢」プロジェクト
●福沢諭吉の人生かるた
【Ⅰ】自分の力を信じて(0~22歳)
下級武士の家に生まれて/中津での少年時代/長崎で蘭学を学ぶ/緒方洪庵の塾で猛勉強/青春Days 適塾の日々
【Ⅱ】江戸から世界へ(23~34歳)
江戸で塾を開く/咸臨丸でアメリカへ/ヨーロッパを歴訪/再びのアメリカ、時代は明治へ
【Ⅲ】次世代のために(35~66歳)
「学問のすゝめ」が大ベストセラーに/演説、討論を呼びかける/新聞事業を始める/「独立自尊」を貫いて
【Ⅳ】人生の極意
健康を大切に/スウィートホーム~楽しき我が家/いばらない
●福沢諭吉のふるさと、中津探訪......中津城と城下町エリア、耶馬渓エリア、中津からあげなどグルメ紹介
●福沢山脈 多彩な門下生たち
●名作ダイジェスト......「西洋事情」「民情一新」「学問のすゝめ」「女大学評論新 女大学」など
●ゆかりの人物......北里柴三郎/渋沢栄一
●マンガ 「なんか小さくてかわいいころの諭吉」
●「自由」「家庭」「文明開化」など諭吉が広めた言葉
●巻末資料 福沢諭吉略年表
慶應義塾の創設者、「学問のすゝめ」の著者として知られる諭吉ですが、翻訳家、起業家、ジャーナリストなど多彩な顔を持っていました。日本初のナショナルトラスト運動ともいわれる景観保護活動を行ったり、男女差別を徹底的に批判したりという一面も。
プライベートライフも紹介します。ユニークな健康法は「米つき」と早朝の散歩。家庭の団らんを何よりも大切に、9人の子どもたちも「さん」付けで呼んでいました。誰に対してもいばることなく、ていねいに接したという諭吉。その人としてのあり方&コミュニケーション術にも迫ります。
福沢諭吉の生き方とメッセージは、今を生きる私たちを励まし続けてくれるでしょう!!